2009年6月18日木曜日

感謝する心

いろいろ人生、生きているといろんなことにぶつかります。
時には悔しさを感じることもあるし、こんなに私はしたのになんで~、、ということもあります。
また無意識に人を傷つけていることもあるかもしれないし、自分が良いと思っていてもまったく他人は違う感じを
受けているかもしれません。
また、今の自分が当たり前に生活ができていることを当たり前のように感じている心。
これは、反省しなければいけません。

この頃曽野綾子さんの本をよく読むようになりました。
はっと!させられる文章がたくさんちりばめられています。
曽野綾子さんの本の一節に・・・
還暦をむかえるころになると誰もが自分の来し方を振り返ります。回顧しているうちに
人生の損得計算をしています。大方は自分中心ですから、他人に尽くしたことは
鮮明に覚えていますが,施されたことは忘れております。差し引き与えたほうが多くそこでうらみつらみが
出てまいります。
実際は与える量も頂戴する量もほぼ同じなのです。
世渡りでの損得勘定ぐらいむなしくつまらないものはありません。

生きる人の姿勢には大きく分けて二つの生き方がある。
得られなかったものや失ったものだけを数えて落ち込んでいる人と
得られなくても幸にももらったものを大切に数え上げている人
自分の得ているもので幸福を創り出す力こそ芸術というものだ。

私の解釈で言えば  感謝する心  ということになると思います。
今ある自分に対して身内、家族、周りの方達、知人、友人、同僚にたいしての感謝の心。
この心が常に心の隅っこにでもあれば、自分は謙虚に生きていけるのだろうと思うのです。
人間関係の難しさに悩んでいる時、この感謝する心、これが頭の中に思い浮かべることができたら
ずっと心は楽になると思います。
とても難しい課題ですが、残りの人生をこのような気持ちで生きていけたらいいなあ、
自分がはたしてどれほどできるだろうか?と 真剣に考える今日この頃です。

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