2014年9月30日火曜日

私の楽器になりました


以前ブログで記事にも書きましたがこのオールドマンドリンを無理を承知でお願いして
持ち主の方に譲っていただきました。
しばらくお借りしていたのですが毎日弾いているうちにだんだん愛着が湧いてきました。
オールド特有の深みのある音はとても耳に心地良いです。
小さくて軽くて独奏用として弾くにはぴったりなマンドリンです。

1925年製のイタリアのビナッチャという楽器です。
約90年前のオールド楽器です。
以前ビンテージマンドリンフェアでこの楽器とまったく同じ楽器が売っていましたが
かなりな高額の値が付いていました。

この持ち主の方は戦後お茶の水にある楽器店で中古楽器として手に入れてから
ずっとマンドリン独奏用として弾いていたそうです。
ですから60年近くも大事に弾いていたマンドリンです。
当時8500円だったとのこと。
今だったら100倍くらいになるのでしょうか。
華美な装飾はないけれど音が気に入って購入したそうですが
その頃はビナッチャということも何も知らずずっと後になってわかったそうです。

今はこの楽器を弾いていないしもう独奏は弾かないということで
私にしばらく貸してくれたのですが、
私とこのビナッチャは運命的な出会いをしてしまったということになります。
ちょっと大げさかもしれませんが楽器には絶対出会いというものがあると思っています。

私も人生これが最後の楽器と思っています。
大切に音楽の伴侶として可愛がってあげたいと思っています。




2014年9月26日金曜日

席を譲る

昨日中央線に乗って新宿まで行ったのですが
40分ほど乗車するので座れたらいいなと思っていました。
運良く座ることができてラッキーと思ったのですが・・・・

ところが次の駅で杖をついた高齢のおじいさんが乗り込んできました。
私の斜め向かい側に向こうを向いて立ちました。
あいにく空いている席はなく誰も席を譲りません。
電車が揺れるたびに転ばないかと心配になりました。
周りを見渡すと私より若い人ばっかり。というか若者ばかり。
スマホに夢中か居眠りしているか知らんぷりしているか。

だれも譲らないんじゃあ仕方ない。
私は席をおじいさんに譲りました。
腕を支えてあげて座ってもらいました。
おじいさんは嬉しそうでした。

「若者よ!ばあさんがじいさんに席を譲ってどうする!」とちょっと憤慨したけれど
席を譲れるということはまだまだ体力気力があるからなのだ。
そう思うことにしよう。


2014年9月20日土曜日

子供の頃の写真


この写真は私の子供の頃、5歳か6歳頃の写真です。
昭和30年代です。
右が私で左は近所のかよちゃんという女の子でした。

実家の母が少し前にこの写真を私にくれました。
なんでも数十年ぶりにこの写真のかよちゃんのお母さんと会う機会があり
この1枚をもらったそうです。

この写真を見た私は写真を撮ってもらった時のことを
はっきり覚えていました。
もう50数年も昔のことなのに。

かよちゃんのお母さんにお揃いのワンピースを縫ってもらい
早速着たところで写したのです。
傘をもたされてポーズをとるように言われたことも覚えていましたし
お洋服の模様と白い襟も覚えています。
背景の竹垣や着物の洗い張りの生地を干してある板も今となっては懐かしい・・・・

味噌っ歯だったかよちゃんは小学生6年生の時引っ越してしまいました。
かよちゃんは今はどうしているのでしょうか?
懐かしい宝物のような写真が50余年を経て私の手元に帰ってきました。




2014年9月19日金曜日

定期演奏会無事終了しました。

 




9月15日 敬老の日 お天気にも恵まれマンドリン演奏会が盛会の内に終わりました。
昨年は台風直撃の中でも800名ほどの入場者がありましたが
今年は約1800名のお客様に来場していただきました。
席はほとんど満席でした。後ろの方では立ち見の方もいらっしゃいました。
この写真は昨年の演奏会の時のものです。

一年間練習は遅れず休まずと頑張ってきました。
だんだん腰痛や肩こり、膝の痛み、指の痛みと老化の一歩をたどっていますが
楽器を弾かなくてもこれらの痛みはやってくるのですから
だったら好きなことやって体が痛いのは我慢できます。

本番の日が近づくとだんだんストレスで体調も悪くなりがちです。
風邪をひかないよう、怪我しないように、お腹壊さないよう、事故など起こさないよう、
祈るような気持ちです。
ですから孫たちも演奏会前は遊びに来ないでと言ってあります。

しかし無事終了した時の嬉しさは格別です。
やっぱり1年間頑張ってきて良かったと心から思います。
だからやめられないんですね。
ちょっと大げさですがマンドリンは私の生きがいなのです。
生きがいがあってよかった~とつくづく思う今日この頃です。




2014年9月18日木曜日

ゴーヤ


今日、友人からゴーヤを頂いたのですがどうやってお料理するか困りました。
我が家はあまりゴーヤが好きではないのでほとんどお料理にゴーヤは登場しないからです。
しかし友人が教えてくれた通り作ってみたら・・・・
とても美味しく出来上がりました。

作り方は簡単でめんつゆと煮るだけ。
コツはお酢を必ず入れるようにとのこと。
そしてクタクタになるまで煮ないでしゃきしゃき感がまだ残っているくらいで火を止める。

ちょうど鷹の爪があったので試しにそれを入れてみりんも入れて味の素も入れました。
結果は最高に美味しく出来上がりました。
ほろ苦く少ししゃきしゃき感があり唐辛子のピリ辛がきいて
お酒のおつまみにはぴったりとなりました。

我が家はお酒をやめて1年たちました。
よってお酒のおつまみではなく炊き立てのご飯と一緒に食べるつもりです。
明日の朝ご飯が楽しみです。

2014年9月14日日曜日

いよいよ明日は・・・・

明日はマンドリンクラブの定期演奏会です。
昨年は台風直撃の中演奏会を強行しましたが今年はお天気に恵まれそうで
ホットしています。
あとは無事に終了するのを願うばかりです。

私も右手薬指がばね指になってしまったのと左手親指付け根の腱鞘炎で
本番まで何とか指を持たせたいと練習はあまりしていません。
しかしいよいよ明日に迫り時間もないし今さら焦ってみたところで
どうにもなりませんので今日は早めに就寝して明日に備えたいと思います。

ところで今年の演奏曲の中に「夜来香」という山口淑子さんの歌を
演奏するのですが・・・
今日のニュースで山口淑子さんが94歳でお亡くなりになっていたと報じていました。
戦前、戦中「李香蘭」として歌手として活躍し戦後も各方面で活躍され
政治家にもなった方です。
まさに昭和を生きた激動の人だと思います。

何という偶然かこの方の歌を明日舞台の上でマンドリン演奏するとは
不思議な気がしてなりません。
山口淑子さんのご冥福を祈りつつ真摯に演奏したいと思います。

2014年9月10日水曜日

中央線が好きだ


JRの車内吊り広告に確か「中央線が好きだ」というJRキャッチフレーズがありました。
たまにはのんびりと各駅停車の旅もいいかなと思っていました。
そこでまずは行ってみようと思い立ち・・・
先月は甲府駅まで行って駅の近くで時間をつぶしてまた各駅に乗り
帰ってきました。
ただそれだけだったのですが車窓を楽しむには十分な一日でした。

9月に入って今度は小淵沢まで各駅で行き小海線に乗り換えて甲斐小泉まで行ってきました。
3時間弱の電車の旅になります。
甲斐小泉駅前に平山郁夫シルクロード美術館がありそこを目指してみました。
途中下車駅を間違えてしまったりとアクシデントはありましたが
そのおかげで小海線の駅のホームで電車を待つ間、
高原の爽やかな風に吹かれ隣りのベンチに座ったおじいさんとおしゃべりをしたりと
そんな行き当たりばったりも楽しかったです。



    この写真は間違って下車してしまった「甲斐大泉駅」、一駅戻る電車はすぐに来ず・・・



 

 

  
長い間待ってやっと来た電車に乗り「甲斐小泉駅」で下車、目の前が「平山郁夫シルクロード
美術館」です。
平日とあってか入館者はほんの数名・・・
平山画伯のシルクロードの絵画にしばし感動でした。

そうして本数の少ない小海線のため長居は出来ずまた来た通りに
ガタコト電車に揺られ車窓の人に。
各駅停車の旅は面白い。
今度はもうすこし足を延ばして松本駅辺りまで行ってみようかな。
もちろん各駅で。




 

2014年9月8日月曜日

栗のイガ


今日は肌寒く曇り空で栗の収穫にはぴったりの天気。
軽トラックを運転して畑に到着。
腰につるした蚊取り線香にむせながら栗を拾い始めた。
たった一人で誰にも気をつかわず作業するのは意外と楽しい。
ところが空を見上げたら手の届くところに栗の実があり
それをとろうと枝を引っ張ったら・・・・・・
あっと言う間にその栗のイガが私の顔面を直撃。
あまりの痛さにしばし顔を押さえて座り込んでしまった。
鼻の下と唇あたりにぶつかったようであった。
もう栗なんか拾う気がいっぺんに失せて
あわてて軽トラックに取って返しサイドミラーで顔を写してみたら・・・・
何ヶ所も針でつついたようにそこから血がぷくっと出ていた。

先日主人の薄くなった頭に栗がイガごと木から落ちてきて直撃。
あまりの可笑しさに不謹慎ながら大笑いをしてしまった。
やっぱり人の不幸を笑った罰が当たったようで
今日はみごとに私が大当りとなってしまった。




2014年9月3日水曜日

マツタケの到来物

知人がマツタケを届けてくれました。
実家の宮崎から送って来たそうです。
小さなマツタケ3本ですがありがたく頂戴いたしました。
明日さっそくマツタケご飯を炊きます。

ぼやぼやしているうちに季節はすっかり秋になっていた。
そういえば庭の虫の音もにぎやかだ。
日暮れの時間も早くなった。
朝晩もすっかり冷え込んできたし夜はぐっすりと爆睡。
ちょっとした日帰り旅行も行きたいし
これからの季節を楽しみたいと思っている。




栗の収穫

 
今年も栗の収穫が始まりました。
といっても我が家の畑の栗の木はもう30数年以上たち老木になりました。
立ち枯れや豪雨で枝折れが目立ち栗の実も小さく収穫も激減しました。
 
でもそれはそれでいいと思っています。
収穫作業する私も老体になって無理は出来ません。
昨日、今日と頑張ったら案の定腰痛が始まってしまい困った~。
 
もうすぐマンドリンクラブの定期演奏会があるのですから
腰痛で楽器弾けません・・・・なんて言ってられません。
この頃は指も腱鞘炎になってしまい
いったいどうしたんでしょうね。
筋肉も腱も関節も痛むことが多いです。
 
自分の体をうまくメンテナンスしながらやって行かないといけません。
栗の老木を見て私と同じだ~と変に納得してしまいました。

2014年9月1日月曜日

今年の夏は・・・


我が家の老犬レオですが、ここ数年夏の猛暑は越せないだろうと言いながら
食欲は旺盛で今年もなんとか乗り切れそうです。
けれど糖尿病もあり見かけはすっかりしょぼいワンコになってしまいました。
眼は白内障が進んでほとんど見えません。
白濁した目にはいつも目やにを溜めて目の周りはふいてもふいても汚れています。
あさっての方向に向かって餌をくれと吠えているのはおかしくも哀れです。

レオが死んだらもう犬は飼いません。
床も壁も畳もすっかりリフォームしてきれいさっぱりしたい。
そして泊りの旅行にも出かけたい。
と思っているのですが・・・
きっとペットロス症候群で参っているような気がします。

今日もニュースで盲導犬の背中に何者かが傷を負わせたと報じていました。
猛烈の怒りがこみ上げてきました。
そして毎日殺処分されていく保護犬の問題も胸が痛い。

もう飼わないけどもし飼うなら保護犬を貰い受けよう・・
などと考えてしまう自分はやっぱり犬が大好きなんだと思います。
それはいままで我が家にやってきた3頭の犬たちが私に与えてくれた
動物を飼う喜びだったと思います。

というわけでレオの世話はこれからますます増えていくと
思うけれど飼い主の責任は全うするつもりなのである。