2014年4月14日月曜日

そんなものなの?

いつも老犬の糖尿病でお世話になっている動物クリニックの院長先生の実家は
我が家のすぐ近くである。
冬の間老犬のお散歩はしなかったが陽気も良くなって陽も延びたし
夕方仕事から帰ってから私は犬の散歩に出かける。
もう目も良く見えず耳も遠くなりやせ細って情けない毛並みに成り果て
ヨタヨタ歩く様は涙を誘うが散歩には連れ出してあげようと思うのである。

するといつもこの院長先生のお母さんに道で会う。
この家にも我が家と同じ年齢のマルチーズの老犬がいて
院長先生から実家のマルチーズは年老いてつるっぱげ状態だと聞いていた。
今日も道で行き会ってその犬の話になった。
しかし我が家の老犬ほど禿げてはいないそうである。
私は「この犬、糖尿病で2週間に1回は院長先生にみてもらっていて
人間並みの治療を受けているんですよ。先生にはお世話になります」と言ったら・・・

「あ~ら、そうなの、うちの犬だってよぼよぼしてあちこち悪いけれど
医者になんか行かないわよ。そのうちなんとなく治っちゃうもんよ。
それだって長生きしているし。
まったく今の犬は昔と違って医者に診てもらえるからね、幸せだね」という話であった。

これが息子が獣医さんであるお母様のお口から発せられたお言葉であろうか・・・
まったく面白い話もあるもんだとつくづく思ったのであった。

2014年4月13日日曜日

お風呂の中で・・・・

イチゴ狩りへ孫たちを連れて行く約束があり
週末4人の孫たちが我が家にお泊りにやってきた。

ところで今日・・・
おしゃべりが上手にできるようになった4歳の女の子は
とんでもないことを告白した。
その子の母親でもある娘も全く知らず、偶然本人の口からわかったという。
それはいつもお風呂の中でおしっこをしていたと・・・・
それも我が家だけではなく自分の家のお風呂でもしていたなんて・・・

主人は「子供たちが入った後のお風呂は良くあったまる」などと昨夜も言っていた。
この子はいつも一番最初に入っていたのだから乳児を含めみなおしっこのお風呂の
洗礼を受けていたことになる。
知らないということはおそろしいが、知らなければ知らないなりに
何事もなく幸せなお風呂タイムだったといえよう。

もしかしてよそ様の家でもなにも知らずに孫たちに洗礼をうけている
じいさんばあさんがいるのかもしれない・・・と思ったら一人笑ってしまったのである。


2014年4月8日火曜日

枝垂れ桜




家の裏手にある3本の枝垂れ桜が見事な花を咲かせています。
ちょうどお風呂の窓から畑の向こうに見えるのですが
もう30数年も毎年見ているのですが今年初めてこの桜の木の下に行ってみました。
まわりには誰もおらずたった一人のお花見です。
 
 



離れて見る桜と木の下に入って見上げる桜は雰囲気が全く違うことに気が付きます。
桜の枝越しに向かいの山を見ると・・・・
今の時期だけしか見られない山の色を見ることができます。
 
それは山桜のピンクと新芽の薄緑が彩りを添えて
山全体がパステルカラーのようになるのです。
そしてそれを見ることができるのはたった数日です。
やがてあっという間に山は新緑になってしまうからです。
残念なことにこの山は開発計画がありこの景色も
いつまで見ることができるのかとちょっとさみしいです。
 
人がたくさん繰り出すお花見も良いと思いますが
自宅の裏手で誰にも気付かれず咲いている桜もいいものですね。
 
そういえば何かの記事で読んだのですが
大好きな1本の桜の樹に毎年会いに行く・・・
というのがあったけれど
「そうだ私はこの桜にしよう」と決めたのであった。
来年から春の楽しみが一つ増えたようです。