お犬様のお薬

愛犬レオはまだ気管支の病気が治らない。
ずいぶん良くはなったが完治までには一ヶ月くらいかかると医者は言っていたが
本当にそのとおりだ。
もう４万円近くも治療代がかかった。思わぬ出費であるが仕方ないと思っている。

毎日２度注射に通っている方がまだ良かった。
今は通院は１週間に１回になり、１日に２回飲み薬を飲ませているのだが
この飲み薬を飲ませるのが大変なのである。

錠剤、顆粒、シロップ、カプセルと４種類。
薬の袋を開け始めるとレオはサアーといなくなる。
部屋のどこかに隠れてしまう。
まったくよくわかっているのだ。
掴まえてきてご飯に顆粒を混ぜて与える。
ソーセージに錠剤とカプセルを埋めこんで与える。
ガツガツ食べるので「しめしめだまされて食べている」」などど安心していると・・・
すかっり食べ終わって床をみるとカプセルと錠剤だけがポツンと落ちている。
つまり上手く薬だけを吐き出しているのである。
だまされているのはどっちだか？
仕方ないので今度は錠剤は砕いて、カプセルは中身を出してまたご飯に混ぜるのである。

シロップは針のない注射器のようなものを医院がくれたので目盛りどおりにシロップを吸い上げて
口の横から入れるのだが、これも見たとたんレオはまたどこかに隠れてしまう。
また探し出して押さえてタイミングよく入れようとするのだが
顔を振ってしまいむなしくシロップは宙を舞いレオの体や私の服にかかってしまう。
シロップだけあって甘いからべたべたするのである。
今頃になって牛乳に混ぜればいいのだなどと気がついたがもうそろそろこの薬は終わりである。
こうやって朝晩私はイヌの薬に苦労しているのである。

まったく人間の子どもより始末が悪い。
「お薬飲んだらご褒美上げる」という手は効かないのであるから。
こうやって毎日イヌと知恵比べをしているのである。

投稿情報: 21:13 | 個別ページ

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コメント

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レオ君、長引いていますね・・。可哀想に・・。どうぞお大事に・・

犬って上手に嫌なものを吐き出しますよね。前の犬ロッキーはドライのドッグフードに混ぜたフィラリアの錠剤をよけて食べていました。それで食パンに埋めて食べさせていましたが・・・レオ君はお利口なので、騙されないぞーって感じですね。

投稿情報: charan | 2010年8 月30日 21:53

まったくイヌはよくわかっていますね。
人間の気配を微妙に察知します。
動物病院へ行くときは車の中でクークーないて、診察室に入る時は
ベタッっと床に腹ばいになり抵抗します。
無理に引っ張るとまるで床をモップがけしているようです。
しかし帰りは打って変わって「僕はいい子だったよー」とでも
言いたいのでしょうか。堂々とした態度です。（笑）

投稿情報: dorin | 2010年8 月31日 07:11

お犬様のお病気

我が家のマルチーズ犬、おん年１０歳のレオナルド君は只今お病気です。
昨年もまったく同じ時期に同じような病気になりました。
病名は気管支虚脱。
気管が細くなり炎症を起こし、肺炎にもなり何らかの刺激で激しいガチョウのような咳と息。
たぶんこの病気のきっかけは蚊取り線香の煙だろうとのこと。
本人もつらいだろうが人間もたまったもんではない。
二昼夜私はレオの咳のため一睡もできなかった。
なにせ一晩中ガチョウが枕元で鳴いているようなものだった。

動物クリニックで何日も午前、午後と注射をしてなんとか咳はおさまってきたが、
治療費の高いことと言ったら・・・・
今日はレントゲンも撮ったから１万円近かった。
２ヶ月に１回位行くトリミングだって１匹５０００円なり。我が家は二匹で１万円也！
人間様より高くつく。
犬を飼うって大変、と今さらながら実感したのだった。
先生いわく、高齢になってくるとだんだん弱くなってくるのですよ。治りにくくなるし・・・・

毎日通院してくるとクリニックの待合室で顔を合わせる飼い主さんと言葉を交わすようになる。
このおじさんはみかん箱にネコを入れてふたをして紐で縛って毎朝通院にやってくる。
今日初めて席が隣になり話しかけられた。
「奥さん、お宅のワンちゃん前よりずっと良くなってきましたね。
こうやって病院に連れてきてもらえるイヌやネコは幸せですね。
このネコは２０歳ですよ、人間なら１００歳だそうです。
今年の暑さでぐったりきてしまって、、、でもなんとか頑張って生きていて欲しいから
毎朝栄養の点滴に連れてくるのです」

箱を覗くと白内障の瞳の老ネコがじっとおとなしく入っていた。
クリニックの壁には
「あなたのペットのノミ取りの薬の代金の一部が毎日７００匹も処分されている
イヌ、ネコを救う費用の一部に当てられます。」とポスターが貼ってあった。
他にも処分寸前で愛護団体にレスキューされた犬達の顔写真が「里親募集」で貼ってあった。

どのイヌも可愛らしい。
こうやってレスキューされたイヌはまだ幸せだ。
もしかしたらよい飼い主にめぐり合えるかもしれないから・・・

そうだよね、こうやって飼い主に病院に連れ来てもらえるイヌやネコは幸せだ。
我が家もお馬鹿などうしようもないイヌだけれど縁あって我が家にやってきてくれた、可愛い愛犬。
「レオ君、最後まで私は責任を持って飼うから健康で長生きしてね」と
しみじみ思ったのであった。

投稿情報: 20:54 | 個別ページ

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コメント

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dorinさん、毎日猛暑で大変ですね～
レオナルド君苦しそうで大変ですね！それに、看病をされてるdorinさんの大変さが
伝わってきます。
人間も動物も病気となったら色んな苦労がでてきますよね・・・
レオナルド君は、苦しくて大変ですが、一緒に病気に向き合って戦ってくれるdorinさんが居てくれるので幸せですね。
私は、ペットショップをどうしても通らなくてはならない時も檻の中に入れられたペットを
見ることが出来ません。直ぐに、売れないペットはずっとあの狭い箱の中に入れられてるのかと思うと悲しくなります、ある国の一部ではペット販売が出来ない所があります。買う人がいるから物の様に売られる、悪循環,早く世界中でなくなることを祈りたいと思います。まだまだ、暑い日が続いてますので、お身体ご自愛下さいね！Elena

投稿情報: Elena | 2010年8 月26日 10:03

Ｅｌｅｎａさんホントに暑いですね。
レオの病状は落ち着いてきましたがまだ動物医院には通うようです。
蚊取り線香が原因らしいとのことでやめて、電気式のノーマットにしたのですが
やはりこれをつけるとレオの息が荒くなり目をむいて喘ぎ始めます。
とても苦しそうです。
なにかこういったものが気管に悪いのでしょう。
仕方ないのでやめましたが我が家では人間は蚊に刺されっぱなしです。
愛犬のためならがまんしましょう。
ペットショップの動物達も私はかわいそうで見たくありません。
売れ残ったら？生まれつき不具があったら？病気になったら？
どうされてしまうのかと、、、、
商売だから処分してしまうのだろうか？
まだ幼い子犬を母親から離してガラスケースに入れて売っている。
夜は母親の元に返すのだろうか？
母親は仔を産む機会にされているのではないか？
など考え始めたらきりがありません。
言葉が言えないものは不憫です。
自分ではどうにもできない現実がつらいですね。

投稿情報: dorin | 2010年8 月26日 13:55

蚊取り線香やベープマット等も簡単に蚊が死ぬのを見ると空気中に目に見えない毒ガスぽい物がでてるのでしょうか？
蚊は１匹飛んでても気になって寝れないし、辛い物がありますね！
わたしもdorinさんと同じような事を良く考えます！犬猫だけでなく昆虫や全ての生き物
生き物が売られてる現代、生き物を商売にしてほしくはありませんね(>_<)

投稿情報: Elena | 2010年8 月27日 00:10

マッサージ機

我が家にはマッサージ機なる代物がある。
主人がこれを買いたいといった時には私は声を上げて大反対した。
しかし知人の息子さんがこの販売をしているということで
展示品を格安で手に入れることができるとの話になり結局私の反対も空しく
我が家にやってきたのであった。

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やってきたマッサージ機はまるで飛行機の機長が座る操縦席か
あるいは映画で見るＳＦの宇宙船の操縦席に見間違えるほどの
大きくて重くて黒くて可愛げもなにもあったもんじゃないものだった。
はじめ主人はこれを居間に置くといっていた。
きっとお風呂上りビールでも飲みながらテレビの前で居間の団欒を感じながら
ゆっくり至福のマッサージにかかるつもりであったらしい。
冗談じゃあない。
こんな大きな操縦席が居間にあったらただでさえ狭い居間がこれに占領されて
身動きも出来なくなってしまう。
我が家が豪邸で何十畳ものリビングなら私は許しもするがたかが8畳足らずの居間に
どうやってこれを置くというのだ。

と、いうことですったもんだの果てこのマッサージ機は母屋の仏間の隣の6畳の部屋に置くことになった。
母屋は古くて暗くて寒くて夜なんぞはとても一人で行くことは出来ない。
今は誰も住んでおらず物置と化している。
私は夜、何か母屋に取りに行くときは絶対に翌日の昼間に持ち越す。
座敷わらしが出てきそうである。
とても怖くて一人では行けない。
以前娘達が子供の頃、母屋で義父、義母と娘達は夜一緒に寝ていたのだが
娘が夜「小さな小人さんがタンスの上にいる・・」などと言っていた。

そうしてこの高額なマッサージ機は母屋の仏間の隣にでーーーーんと鎮座まします。と相成りました。
仏間の鴨居にはご先祖様のお写真がずらーーと並びマッサージにかかっている人間を
上から見下ろしてくださる。
そうして真冬の寒い夜、風呂上りにこの寒い暗ったいご先祖様に囲まれた部屋で
たった一人でマッサージにかかる気分といったら・・・・

と、いうことで、とうとう何年も主人はすっかりマッサージ器にかかることを辞めてしまった。
「高額なお金を出して買ったのに無駄遣いだ、これ以上使わないのだったら処分する！」
という私の言葉に危機を感じたのか今ではマサージ機にまたかかるようになった。
愛犬メリーちゃんと一緒にマサージ機にかかるようになったのだ。

メリーちゃんを膝に乗せて二人で？プルプルと振動に震えている様はまったくもっておかしい。
「メリーちゃん、ありがとう、これからもよろしく頼むね。あなただけが頼りだから」と
扉の隙間から覗いて私は手を合わせているのである。。。。。。

投稿情報: 20:32 | 個別ページ

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コメント

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実に面白くて、つい、声を出して笑ってしまいました。（アッ、失礼笑ってはいけませんね）　
本当は、暑さを吹き飛ばす怖い話かもしれません。次も楽しい話題をお願いします。

投稿情報: むさしの釣友会 | 2010年8 月12日 11:35

このような我が家のくだらない話で笑っていただけるなんて
ブログを書いている甲斐があるというものです。（笑）
まだまだありますので徐々にご披露しようと思っています。。。。

投稿情報: dorin | 2010年8 月12日 15:51

幼子

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７ヶ月になった孫です。
お座りも寝返りも上手になってよく笑います。
幼子はどの子も本当に可愛らしい、天使のようだと思います。
どの子も親や周りの人たちから愛情を受けて育つ権利があります。

毎日毎日幼児虐待のニュース。
次の日になればそれは何でもなかったように過ぎる毎日
そして数日前も大阪の育児放棄のニュース。
情報から流れる現状を聞くたびにその子たちのことを思うとかわいそうで涙が止まらない。

周りの者たちも何故これだけサインがあっても助けてあげることができないのか。
悔しくて仕方ない。
子どもは未来の宝、国の宝、私たちの宝、どの子もすくすく育って欲しい。
悲しいニュースはもう聞きたくない。
どうか幼児虐待と言う悲しい現実がなくなりますように・・・・

投稿情報: 19:50 | 個別ページ

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可愛いお孫さんですね〜これからがまた更に楽しみになりますね〜♪ dorinさん、私も昨今のニュース等から幼児虐待とか育児放棄の事件を聞く度、心を痛めております。ほんとに天使のような神様からの授かりものを・・・私達が目にしなくても陰で傷ついている子ども達がいると思うと一刻も早くいい助け方をと・・特に母親を孤立させない事が大事に思います。

投稿情報: Elena | 2010年8 月 5日 04:40

今は情報はあふれているのに人と人の関係は希薄です。
幼児の虐待、１００歳以上の高齢者の行方不明、
この国は一体どうなってしまうのでしょうか？
気候もおかしいけれど、社会もおかしくなっている気がして仕方ありません。