2012年11月29日木曜日

眼は大切に

昨日、左目の網膜にレーザー手術をしました。
この頃飛蚊症がひどくなってきたので眼科へ行ったら
網膜が薄くなっている部分があるので様子見をしていたのだが
検査に行くたび数が増えてきて3か所も・・・、
このままいつ剥がれるかと不安でいるよりも処置してしまおう
と、云うことになったのである。

一応日帰り手術なので同意書を書き、保険に入っていれば
手術給付金がおりるとのことでした。
瞳孔を広げる薬と麻酔の薬を点眼して
レーザーを当てましたがそのたび目がチカチカ、
レーザーが発射されるたび光が見えて目の奥が
ズンズンと痛みがありました。

しかしあっという間に終了。
眼帯をして帰宅しました。
3時間たったら眼帯も外してよいとのことでした。
お風呂も洗顔もOK。日常生活で良いとのことです。
支払った金額は3万円余り、保険は10万円ほど出るから
不謹慎だけど儲かってしまった。
手術して儲かるなんてどういうこと?

眼帯をつけて帰宅した時に感じたことは
片目ってなんて不自由なんだろうと身に染みて感じました。
歩くのも怖い、段差も、後ろから来る車も自転車もこわい、
なにをするのもゆっくりになり何気ない動作も制限されます。
普段の両目で見える日常に心から感謝しました。

「中年になったら眼科検診を受けましょう」
これは本当です。
健康診断や歯の検診、人間ドッグと同じ感覚で受ければよいのだと
実感いたしました。
眼は大切です。



戒名

今日ニュースでファンキーモンキーベイビーズが解散することになったと
伝えていた。
メンバーの一人が実家のお寺を継ぐためとのことであった。

そのお寺は我が家のすぐ近くにあり我が家はそのお寺の檀家である。
このお寺、宗派は時宗である。
600年以上の歴史がある古い由緒正しいお寺である。

親の葬儀、法事、とお世話になり、お盆、お彼岸となにかと
お寺に行く機会が多いので住職さんとはたまにお会いするのであるが
その息子さんがお寺を継ぐことになってほっとしているのではないかと思った。

と、云うことは・・・・考えてみると・・・・
私の葬儀の際はこの元ファンキーモンキーの息子さんに
お経をあげてもらって戒名もつけていただくのだ。

これからはお寺に行くたびにお会いすることもあるだろう。
「私の戒名は素敵な名前でお願いいたします。」と今から
お願いしておこうと思っているのである。


2012年11月24日土曜日

母校100周年

昨日母校高校の創立100周年記念パーティーに新宿のホテルまで
行ってきました。
400名ほどが参加いたしましたが同じ学年はその中でも60名以上と
出席率が高く40年ぶりの懐かしい顔もありました。

こんなこと言っては失礼ですが「怖いもの見たさ」なあんて・・・
そんな好奇心もありました。
あの頃のカッコ良かった〇〇君、可愛かった〇〇さん。
みんなどのように変貌を遂げているのかと興味津々。

皆さんそれぞれ面影がありましたが、今は定年間近の貫録の着いたおじ様、
おば様と壮観な顔ぶれ、
かくいう私もその一員でありました。

たった数時間でしたが40年という空白の時間は急速に縮まり
3年間の学校生活の思い出がみるみる膨れ上がり
懐かしさで胸がいっぱいになったひと時でした。

この年齢になってクラス会や同窓会なるものに参加できるって
幸せなことだと実感しました。
だって同級生でもう亡くなられた方も何人もいるのですから・・・
そしてなんとか元気でいられるからこそ・・・

同じマンドリンクラブだった仲間と別れ際
「次の同窓会まで私たち生きているかしら?
また元気で会いましょう!」と手を振り
雨の上がった新宿副都心ビル街を抜けて家路を急ぎました。
このような企画をして実行してくださった幹事さんに感謝しつつ・・・



2012年11月21日水曜日

赤いべべ着た♫


この子は私にとって3番目の孫ですが男の子です。
悲しいかな上のお姉ちゃんのお下がりばかり着せられています。
「赤いべべ着た可愛い金魚~」という童謡がありますが
赤いべべを着ていてもなかなかどうして大きな体格の迫力満点の赤ん坊です。
どちらかというと「どすこい、どすこい」と、しこを踏みそうです。
しかし寝顔は本当に可愛いなあとバババカながらそう思っています。
どんな子に育つのでしょうか、とても楽しみです。


2012年11月20日火曜日

遊具


この遊具、ジイサンが孫のためにと買いました。
「じいちゃんが買ってやるぞ!」とずっと前から言っていて、鼻息荒く1万円もくれました。
そのお金を持って私と娘は孫を連れて「トイザラス」へ行きました。
セールをやっていてこの遊具はその対象でした。
代金は1万5千円ほどでした。
なんだジイサンがくれた1万円では足りません。
結局不足分5千円は私が出して購入しました。
自宅に帰りジイサンに「1万5千円したよ」と言いましたが
孫に買ってあげたことで満足してしまったのか
差額5千円はくれなかった・・・・

これからは「あの遊具はじいちゃんが買ってあげたんだ」と云うだろうけど
私だって出してあげたんだとちょっと悔しい気がする。
でもまあいいか、なんでもこの大きな遊具、
娘の狭いマンションのリビングを占領しているらしいが
孫は興奮して大喜びだそうである。
メールでこの写真を送ってきた。
こんなに喜んでくれたのであるからどっちが多くお金を出したの出さないのと
ジイサンバアサンの低次元な話はやめておこうと思っているのである。

2012年11月7日水曜日

用の美

昨日の夕刊に正倉院の宝物「瑠璃坏」について
華道 家元の方のコメントが掲載されていた。
写真も載っていて誰でも教科書などでも目にした記憶のある
コバルトブルーのガラスの盃です。
ガラスの部分はペルシャ製でしょうか、
「異国情緒の青」と書いてあります。

もちろん色、形と美しさをほめたたえてありましたが
口径と高さの比が素晴らしくいかにも使いやすそうでこういうのを
「用の美」というのでしょう。
と、締めくくられていた。

「用の美」・・・・
なんて素敵な言葉だろうと思いました。
こんな言葉知りませんでした。
もちろん国の宝物に対して使ってこその言葉かもしれません。

でも自分の身近なところにも「用の美」があるにちがいない。
実用性の中にも美しさがある・・・
美しさの中にも実用性がある・・・
これからはなるほど・・と感心した物に「用の美」という言葉が
さりげなく口から出てきたらいいなあと思ったのである。