2015年1月30日金曜日

静かな雪


早朝から雪が降り出しました。
朝、台所の窓から覗いたら真っ白に雪化粧した裏山が目に入りました。
雪が降り積もる時は静寂が訪れます。
日常の雑音を吸い取ってくれるのでしょう。
時々私の耳にも雪が降り積もってほしいと思うときがあります・・・

2015年1月27日火曜日

還暦の赤


還暦には赤いちゃんちゃんこを贈るとかいいますが
私もいよいよ赤いものを贈られる人になってしまいました。
実家の母と妹が今回は記念すべき誕生日ということで
心ばかりのお金を渡してくれました。
そこで思い切って赤いバックを買いました。
赤いものを身に着けて感じたのですが
なんとなく気分が元気になったのです。
赤い色にパワーをもらったような・・・・
不思議な感覚でした。
そういえばバックを買ったとき店員さんが
「今のシニアの女性は明るい色を積極的に身に着けていますよ。
赤は元気になりますよ。」と云っていたなあ。

還暦には赤というのはもしかして「あ~もう年だ・・・}と
思うのではなく明るい色を身に着けて元気になろう!という
ことなのでしょうか。
これからは明るい色でおしゃれしたいですね。




2015年1月23日金曜日

厄除けしたのに・・・

つい2週間ほど前、主人は厄除けのためお不動さんで一番安い3000円の厄払いを
してもらいました。
60歳は最後の厄年なのです。
私も同じ厄年だったのですが私は厄払いはしませんでした。

ああそれなのに、それなのに・・・
主人はその数日後、右足の親指に大きな丸太を落としてしまい
指は大きく腫れ上がり爪は死んでしまいました。
数日は足を引きずって歩いていました。
痛かっただろうなと容易に想像はつきました。

そして今日はチェーンソーで木を切っているとき
左手の親指の付け根を切ってしまいました。
ものすごい血が出て来たそうです。
すぐさま総合病院に車で行ったそうですが
あいにく担当の医者がいないとのことで
個人病院を紹介されたそうです。
急いでその医院へ行ったら院長先生が
「総合病院でできないものをうちでできるわけがない」と断られ
また違う病院を紹介されたとのこと。
3件目の病院で指の筋が切れてしまっていたので
繋いだ手術をして帰宅してきました。
ナイフでスパっと切った傷ではなくチェーンソーの傷は
どんなにかおぞましいものか私の方が気分が悪くなりそうでした。

私は主人の手が包帯で覆われたのを見て
「ついにやったか」と思いました。
チェーンソーで木を切ったり高い木に登ったりしているので
いつか慣れた頃にこういうことが起こるのではないかといつも心配していました。
たまに私があぶないから気を付けて、といっても
そんな注意はどこ吹く風という態度でしたから
今回の怪我はかなり身に染みたと思います。

「厄払いしたのに直後からこんなことが続くなんて・・・
厄払いの効き目ないじゃない。
二度あることは三度あるっていうし、次に何かあるのかしら」
などとつい私も本音を言ってしまいました。
でも考えようによってはこの程度の怪我で済んだのだから
良かったというのも変だけれどもっと大きな怪我ではなくホッとしました。

そして今は傷口が痛むのか夕食後も元気がなく精神的にも参ったみたいで
さっさと就寝してしまいました。
明日もまた消毒に病院へ行くとのことです。
今年はあまり良い年ではないような気がしてなりません。






2015年1月14日水曜日

運転しながら・・

車がないと不便な場所に住んでいるので毎日必ず運転をします。
考えてみると運転しなかったという日はたとえば大雪が降ったとか
風邪を引いて寝込んだとかくらいなので
免許を取ってから35年間ほとんど毎日運転しているわけです。
それでも大きな交通事故などは起こしたこともないし
しいて言えば慎重でゆっくりの運転だからかなと思うのです。
そういえばよく隣に座った人に「もう少しスピード出したら?」と言われます。

毎日運転中、いろんな運転手を見かけます。
今日見かけたのは運転しながらカップラーメンを食べている人でした。
どうやって食べていたかというとハンドルに両肘をついて片手で箸を
もう片方でカップラーメンを持って・・・・
肘でハンドルを動かしているのでしょうか。
私も片手で運転しながらおにぎりを食べたりとか
したことありますが(お行儀が悪すぎる・・・)
まさかカップラーメンとはね・・・

携帯電話しながら、携帯の画面見ながら、マンガ読みながら・・・
こんな運転手はよく見かけます。
いくらなんでもそれって危なくないですか?
若い年代の人に多い気がします。
そんなこと同時に出来てしまうなんて私の年齢では考えられません。
事故のないよう慎重にと願うばかりです。

2015年1月12日月曜日

厄除け


高幡不動尊に厄払いに行ってきました。
男女とも60歳は厄年なのだそうです。
主人は数種類あるお札の中で一番安いランクの3000円で申込み。
私は厄年にもかかわらずただ主人について行っただけでお札も申込みせず
本堂での祈祷が終わるまで境内でお参りしながら待っていました。

境内はとても広くて参拝者でにぎわいたくさんの露店が出ていました。
家族連れやら成人の日でもあり晴れ着を着た女性もいて
待っている間、甘酒を飲みながら道行く人々をながめていました。



北風が強い日でしたが五重塔が青空に映えます。
人生最後の厄年になるようですが私は今まで一度も厄払いのご祈祷なるものは
受けたことがありません。
主人は厄払いが終わって安心したようです。


夫婦で不動尊に行って厄払いを受けるものと受けないもの。
二人そろって受ければいいのでは?と思いますが・・・
考えてみると可笑しいですね。
まさに信じる者は救われる・・・・なのでしょう。

 


2015年1月10日土曜日

トワイライトの富士山


昨日駅前のタワー駐車場の屋上から見えた富士山です。
日が落ちる寸前の美しいシルエットがマンションの横にちょっぴり見えます。
昨日は昼まで仕事(この頃の仕事のミスにいよいよ私もここまで来たかと落ち込み)、
そのあとすぐさま気を取り直し、回転寿司で500円のワンコインランチの「ちらし寿司」を
食べ(安上がりな昼食を目指している)、美味しかったので満足。
気合が入ったところで急いで中央線でマンドリンのレッスンへ。
年始初めのレッスンなので先生にアネモネの花束を花屋で買って
プレゼント。
レッスン前に正月の我が家のめちゃくちゃぶりをしばらくおしゃべりしてから
始まりましたが当然練習不足のためちっとも進まず・・・・(また落ち込み)
終わり次第中央線に飛び乗りました。

中央線からも夕日が沈む方向に富士山が見えましたが
ようやく下車駅に着いた時はもう日暮れ。
夕焼けのピンクと薄い青が混ざった空に
黒いシルエットの富士山がちょっぴり見えて思わずシャッターを切りました。
陽が傾き始めるといきなり寒さがやってきて北風に吹かれながらでしたが
今日一日無事に終わりそうだし
こうやってマンドリンのレッスンに通えるは本当にありがたきかなと
感謝でした。

早く家に帰って薪ストーブで暖まろう。
マンドリンも練習しなくちゃ。
老犬今日も何とか生きてくれたみたい。
明日も平穏無事な一日でありますよう・・・・・
この頃の私の願いはこんな感じです。

2015年1月1日木曜日

明けましておめでとうございます


新しい一年が始まりました。
さて今年はどんな年になるのでしょうか。
私は今年、年女ということになりますがよくぞここまで元気で生きて来たな
というのが正直な感想です。
今の年齢になって感じることは体は確実に老化してきているのは
身に染みて感じますが心というか気持ちというか感性とか
そういったものは若い頃とは変わらないと思いますし
日本の古典に出てくる「もののあはれ」という表現も今になったからこそ
わかるような気がします。

また今までは効率、速さ、損得、無駄なく、便利、近道といったことが
自分にとってとても重要なことでしたが
いまはそれらとは正反対の事柄にも大切なことを気づかせてくれると
思うようにもなりました。
これらのことを若いうちからわかることは難しいかもしれませんね。
これから自分に残された時間より今まで生きて来た時間の方が数倍も
長かったと今さらながら気が付いたとき
命あるものに対しての慈しみのようなものも強く感じてきます。

この写真は大晦日の日孫たちと水族館に行ってきました。
クラゲがふわりふわりと漂っていました。
落ち込んだ時はこのクラゲのような心持で過ごせばいいのだなあ・・・
さて明日のことはわからないけれど一日一日を丁寧に
今年も過ごしていこうと思っています。