2010年4月24日土曜日

海の中 その3

スキューバーダイビングは空気の入ったボンベを背負って海に潜る。
当然海の中で呼吸ができるのだから行動範囲も広がる。
海のすばらしさを体で感じることができる。
しかし、やはり潜るためには講習は必要だ。ライセンスを取らなくてはいけない。
相手は海であるから事故がまったく無いとは言い切れない。

それと水圧は10メートル潜るごとにプラス1気圧かかってくる。
つまり10メートルの水深では2気圧である。20メートルでは3気圧である。
当然体はスリムになる。水中マスクも顔に張り付いてくるし、鼓膜も押されて痛くなってくる。
そのため耳抜きという動作も必要だし、鼻から息を出しマスクの張りつきをゆるめることもしなくてはならない。
何より怖いのは潜水病である。
これは水圧によって血液の中に窒素が溶け込むのだが、浮上する際逆に水圧は開放されてくる。
そうすると血液の中に溶け込んだ窒素が抜けていくのだが一定の速度より速く浮上してしまうと
窒素が気泡のまま血管に残りこれが体に不都合を起こすのだ。これが潜水病である。
最悪死に至ることもある。
また浮上の際は決して息を止めて浮上してはいけない。
肺の中の空気が水圧が開放されてくると膨張する。だから息を吐きながら浮上しなくては
肺は破裂してしまうのである。
また1回潜ったあとは一定の休み時間を取らなければならない。

ちょっと怖いことを書いてしまったがやはりこういったことを理解して海に潜るのである。
海の中でマスクが外れてしまった、足ひれが片方ぬげてしまった、タンクの空気が無くなってしまった、
潮に流されてしまった、サメに遭遇した、etc。。
めったにあることではないけれど起こりうることなのである。

ということで今回はスキューバーダイビングの注意点のいくつかを書いてみました。
海の中に入るまでにはまだ時間がかかりそうです。

とりあえずこんな格好で潜るのですが「あらら、、足ひれ持っていない」
ゴムぞうりでは海に潜れませんよーー!




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