2009年5月8日金曜日

ほうたれ猫

ほうたれ猫とは野良猫のことです。
この地域ではそう呼びます。我が家の近所には昔からほうたれ猫がいつも数匹棲みついています。
近所の人が餌をあげているので栄養状態もよく家の中にこっそりはいってくることはあまりありません。
けれどやはり野良猫ですのでオス同士のけんかや交通事故、病気などで飼い猫に比べれば寿命は短いと思います。
数年するとかならずいなくなってしまいます。するとまたどこからともなく新顔がやってきます。
たくさん増えたりしないので縄張りというものがあるのでしょうか。

我が家ではこのほうたれ猫にかならず名前をつけます。
以前よく見かけた猫から紹介します。
「ピョコタン」  交通事故で後ろ足をやられいつも足を引きずってぴょこたん、ぴょこたんと歩いていましたが、
         ある寒い朝、家の庭で死んでいました。かわいそうなので山に埋めてあげました。
「くるんちゃん」 しっぽがくるんとまるまっていました。この猫もおしりが大きく腫れ上がってそのうちいなくなりました。

今、このあたりをのしているのが「ごん太」です。親分の風格があり人間にも動じません。
いつも家の庭の気に入ったところで昼寝をしています。


そしてつぎは「千代子」、なぜだか主人が千代子となずけました。まだ若い新顔です。


最後にしろ子、茶色いのになぜかしろ子です。この猫は前回子供を産みましたが子猫のうちに皆、いなくなったり、死んでしまいましたので、かわいそうでした。

私は野良猫を見るといつも思うのですが、野良猫で生きていくのと飼い猫として生きていくのと、どちらが猫として
幸せなのだろうか?と。。でも短くても自由奔放に生きていく野良猫をみているとかっこよさを感じることがあるのです。

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