2011年8月6日土曜日

薪ストーブがやってきた

やっと薪ストーブが配送されました。

配送された時たまたま若い大工さん二人がいて
西濃運輸の配達の人二人、主人の男5人で
やっとの思いで家の中まで運び込んだ。
なにせ鋳物製で150kgの重いものだった。
西濃運輸の人なんか「私たちは家の前まで運ぶのが仕事で家の中まで
運んで設置するのは仕事には入っていません」と不満げだったが
そんなこと言ったて手を借りなければ到底運べない代物であった。
そしてまだ出来立てほやほやの無垢の床にストーブの足をぶつけてしまい
大きな傷をつけてしまった。
数日前も冷蔵庫を運び入れたとき古毛布などを敷かずに無理したものだから
黒い汚れとともに二本の滑車の跡が・・
「線路は続くよどこまでも・・・・」
この時はショックで言葉も出ずに立ち尽くしていたのに
またやってしまった・・・・
工務店の社長に言ったら「あー、やっぱり。心配していたんです。
素人さんが重いものを運び込むとたいていやっていまうんですよ~」
だって。

煙突屋に頼んですべてやってもらえばよいのだろうが
主人が何もかも自分で購入して取り付けたのだから
本当に無事使えるかどうか怪しいもんだ・・・・
しかしこの堂々とした憎たらしいほどの威容は・・・
絶対私は触らないぞ!火なんかおっかなくて苦手なんだから。
子供のころから線香花火に火をつけるのだって苦手なんだから。


山でチェーンソーで木を切り、家まで運んで薪割りをして軒下に積み上げ、
二年置く。そして使う度、家の中に運び込み薪をくべる。煙突掃除もしなくてはならないし、
これから年を取っていく私たちにとってこれは一体なんであろうか?
なんでもスイッチ一つで安全に便利に生活していけるのに?・・

マッサージ機を購入したときもそうだったけれどもう私は何も言うまい。
工務店さんとこの薪ストーブをながめながら
「試運転はどうしましょうかね?火入れ式はいつにしましょうか?
仲間を呼んでやりましょうか」
などとこの猛暑の中で嬉しそうに話している。
これを「男のロマン」と言うのだろうか、
と私は後ろから何も言わずじっと見ていたのであった。


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