2015年5月25日月曜日

発表会曲名 「焦燥」

私がレッスンを受けているマンドリン研究所の発表会が6月にあります。
今年も頑張って参加することにしましたが選曲が私にとっては難しかったと思っています。
初めはこの曲ならなんとなく楽勝・・・などと安易に考えていましたが
練習が進むにつれて難しくなりもう今さら後戻りできなくなってしまいました。
それにマンドリン無伴奏独奏なので他の伴奏楽器がないため
ちいさなミスもばっちり目立つし・・・・
その上、暗譜が年々きつくなってきてすぐに忘れてしまい自分が情けない・・・

しかしもうあと2週間ほどで本番。
今は毎日の練習と体調管理で頑張らねばなりません。
ところでその私が演奏する曲ですが
私がネットで手に入れた昭和6年発刊のマンドリン曲集の中から選んだ
「Ame Voltigeuse 」という曲です。
副題は日本語で「焦燥」。
調べてみますと曲名は「女空中ブランコ乗りの心」とか「曲芸師の心」といった意味のようです。
曲はリズム感のある曲とか明るい曲なのではないかと感じますが
まったくそうではなく曲芸師のもの悲しさや心の中の苦しさみたいなものを表していると思います。

日本にこの曲が入ってきた当時、この曲の題名を日本人が日本向けに付けたのだと推察します。
どうして「焦燥」なんて題をつけたのか考えてみたのですが
この女空中ブランコ乗りは激しい叶わぬ恋でもしていたのであろうか?
などと空想をふくらましました。
それを考えることによって曲想を十分考えその曲芸師の心を
感じながら弾けたらいいなと思いました。
しかし思うようにはいきません。
結局私はうまく弾けないしもうすぐ本番、
よって焦っちゃっているから「焦燥」がぴったしなんでしょうね。
本当の意味とずれているようでは本番どうなってしまうのでしょうか・・・・

2 件のコメント:

  1. 私も久しぶりにこの曲集を見ているところです.無伴奏独奏曲に果敢に挑戦されるドリンさん,頑張って下さいね.私も今週末は部内発表会でゲルバシオ二重奏の第2番です.
    take

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    1. takeさん、コメントありがとうございます。
      発表会が近づいてきて今が一番精神的にも苦しいところです。
      毎年、出演をやめればよかった、とか来年はやめようとか弱気になる時です。
      でも得るものは大きいと自分にいいきかせて頑張りたいと思います。
      ゲルパシオ楽しんで弾いてください♪  dorin

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