2016年3月3日木曜日

ありがとう、レオ君

今朝未明我が家の老犬レオが死にました。
15歳でした。
晩年は生意気にも人間と同じ「糖尿病」を患いましたが
私の献身的なサポートでどうにか日常を過ごしておりました。
寄る年波には勝てず目も見えず耳も遠くなり寂しい毛並みに成り果てました。
ただ毎日ウトウトしている日々でしたが
私が帰宅するとそれだけはわかるらしく吠えてくれました。

15年間ずっと一緒に寝ていましたが最後も私の布団の上で
長い間苦しんでいましたが明け方私が寝てしまった間に
息を引き取りました。
朝冷たくなってしまったレオを触ってみて看取ってあげらなかった
事が悔やまれました。

でも充分可愛がってやったし世話もしてあげた。
自分で云うのもおかしいけれどこれで良かったと思います。

さっき獣医さんに挨拶に行って使わなかった糖尿病食の缶詰やら
注射器を置いてきました。
いままで我が家で飼っていたボブ、メリーも看てくれた院長先生が出てきて
ひとしきり犬たちの思い出を話しました。
ボブは歯槽膿漏で先生に全身麻酔で歯を抜いてもらったこと、
メリーは子宮の病気で死にかけて手術をしてもらったこと、
先生は「レオ君が糖尿病でもこんなに長くがんばったのはお母さんが
よく見てあげたからですよ、普通1年くらいで尿毒症になってしまったりと
最後は苦しんで大変なのですが15歳は大往生ですよ」と
云って下さいました。

「先生もう犬を飼うのはおしまいです。長い間お世話になりました。」
と云ったら涙がこみ上げてきました。
考えてみたら10年も旅行に行っていなかった。
これからは日本の各地を回ってみたいと思っています。

レオにかじられたり汚された家具、壁、畳、床、布団、
これから徐々に整理したりきれいにして私も気持ちを切り替えようと思っています。
明日主人とボブやレオのお母さんのメリーが眠っている
我が家の裏手にあるお墓に一緒に埋めてあげます。
レオ君長い間我が家の家族の一員としていてくれてありがとう。






4 件のコメント:

  1. レオくんのご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
    dorinさんの愛情をいっぱい受けて、レオくんは幸せな人生(いや、犬生)だっただろうと拝察いたします。
    我が家ランディは今7歳なので、ランディよりも人間の方が先に往ってしまわないように自分は頑張らないといけないと、心しているところです。

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    1. poranさんお久しぶりです。
      今年は暖冬のようでブログからもその様子が良くわかります。
      ランディ君はもう7歳なのですね。以前会った時はまだまだ
      子供のようにやんちゃでしたからいまはもっと落ち着いているのでしょうか?私はレオとお別れしたばかりでとても悲しいです。
      今日主人と一緒に埋葬してきました。土をかけるときは年甲斐もなく
      大泣きしてしまいました。愛犬との別れは本当につらいですね。
      でもそのうち時間薬が私の心を癒してくれると思っています。

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  2. dorinさん、レオ君がいなくなって寂しくなりますね。
    レオ君がどんなに大切にされ、愛おしい存在だったのかよくわかるお話ですね。
    きっとレオ君もdorinさん一家の一員であったことに感謝していることと思います。
    何を見てもレオ君を思い出して涙ぐむことでしょうが、少しずつ元気を出して下さいね。

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    1. charanさんありがとうございます。
      いまは悲しさで一杯ですが獣医さんが「大往生です」と云ってくれたのが何よりのなぐさめです。生きるのも大変だけれど死ぬのはもっと大変だと犬を3匹看取っていつも感じます。これからは主人と2人きりの生活になりました。レオがいいクッションになってくれていたからこれからはどんなふうになるのかな?(泣笑い)と思っています。
      charanさんもランディ君をたくさん可愛がってあげて下さい。
      犬ほど人間に愛情を表してくれる動物はいませんよね。
      これからもブログでランディ君の近況を楽しみにしています。

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