2011年5月29日日曜日

小さな王様

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1歳6ヶ月になる孫は4月から保育園に行き出した。
案の定、母親から初めて離されて放り込まれた保育園は
孫にとって初めての試練なのであろう。
なんでも保母さんの言うのにはお昼御飯も食べずに
ずっと泣き通しで最後は泣き疲れて眠ってしまうのだそうである。

その話を娘から聞いたときその孫の情景が頭に浮かんできて
何ともいじらしくかわいそうで涙が出てきそうになってしまった。
その後、熱を出ししばらく保育園は欠席となってしまった。
まあ、大勢の子供たちの中に放り込まれ洗礼を受けたということか・・・

先日孫が我が家に遊びに来たのだがまだ熱も下がらず
風邪が治っていなかった。
寝起きは、まあぐずることぐずること、どうしたって私ではだめで
母親でないと泣き止まない。
母親が抱っこしてくれるまでエビぞり、イナバウワー、足蹴り、とまるで運動選手のようだ。
くやしがって大声で泣きながら自分の髪の毛を引っこ抜く。
私が抱っこしようとすれば「私に触るな!」状態で手が付けられない。
ばあちゃんである私は育児の大先輩であるにもかかわらず
まったくもって何もできなくて途方に暮れてしまった。
この小さな王様にじいさんもばあさんも振り回されっぱなし・・・

保母さんてすごい!
このような乳児、幼児を預かるのだから・・・
仕事とはいえまったくもって尊敬してしまう。

その日いろいろと料理も作って楽しみにしていた夕食も
とうとう孫の発熱とぐずりで娘夫婦は早々に帰ってしまった。
あとに残された私たちじいさんばあさんは山のように残ったごちそうと
台所の後片付け、そして精神的疲れでくたびれてしまい
早々と就寝となったのであった。

「泣く子と地頭には勝てぬ」
「孫は来て嬉し、帰って嬉し」まさにその通りの一日であった。
なんと今年12月にもう一人孫が生まれる予定です。
たいへんだ!

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