2009年7月5日日曜日

小松真知子とタンゴクリスタル



先月、所属しているサークルがいつも会場として使用している会館の文化祭がありました。
そこにこの小松真知子とタンゴクリスタルがゲストとしてすばらしい演奏を聴かせてくれました。
もちろん無料でしたが、私はこの演奏を聴いて脳天一撃をくらったようでした。
タンゴの曲は自分でもマンドリンで合奏することもありますが、あまり関心はありませんでした。
ただ私の母が昔からタンゴが好きでレコードをよく聴いていたのは子供心に覚えています。
また、母の日にラ・クンパルシータのレコードをおこずかいで買って、プレゼントしたこともありました。

小松真知子さんはバンドネオンで有名な小松亮太さんのお母様です。
その日は小松真知子さんのピアノ、とバンドネオン、バイオリン、でした。
誰でも知っている曲がほとんどでしたが、その生演奏にすっかり惚れ込んでしまいました。
早速、その場で小松真知子さんのサインを入れてもらったCDを購入しました。
いつかチャンスがあったら聴きに行こう!と決心しましたが、程なく7月に杉並公会堂で
生演奏があるとのことでした。

そうだ!母を連れて行こう。。と思いつき、早速前売りを購入して母を誘いました。
ひざが悪い母ですが、杉並公会堂なら近いので是非行きたいとのことでした。
日頃、親孝行など特別しない私ですが、ランチを一緒に食べてタンゴを聴かせてあげる。。。
自分なりにこれはいいアイデアだと思いました。
ところが私は数日前から肩の痛みが激しくなり タンゴの演奏会はあきらめるしかないと思いましたが、、、
いまさら、切符はキャンセルできないし、母は楽しみにしているし、仕事は有給休暇とってるし、、、で、、、
「もう、こうなったら行くしかない。痛くてもなんでも、頑張っていこう」と決めました。

当日、やっとの思いで着替えをして、荻窪駅で母と待ち合わせをしてその後ランチ。
80歳近い母に私の荷物を持ってもらい会場につきました。
約2時間弱、たっぷりタンゴに酔い、母は涙を流して感激していました。
今日は来られてよかったー。
肩は痛かったけど、親孝行が出来、タンゴの演奏が聴けた。。
こんなことも幸せの一つですね。


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