誰でも落ち込んだり、嫌な思いをしたり、腹が立ったり
心配事があったりと生きていく上で何もない人はいないと思う。
その悩みを忘れろとか、考えないようにした方が良いとか、気にするなとか
人に言われてもそうそう簡単にはできない。
そんなことができるくらいならとっくにそうしているのである。
だからとりあえず私は「また明日考えよう」なのである。
今晩一晩はその悩みはちょっと横に置いておいて「もう寝よう」ということなのである。
もしかしたら一晩のうちに何か変化があるかもしれないし
これは夢かもしれないし、
朝、目が覚めたら「ばかばかしい」と考えが変わるかもしれないし
ほんの少し時間を置くことで変化を期待する作戦なのだ。
結局次の朝、昨日と変わらなくてもいいのだ。
そうしたらまたその日の夜になったら
「また明日考えよう」でいいのだ。
そうこうしているうちに時間は過ぎ去り
日にち薬が効いてきてその悩みの苦しさから少しづつ解放されてくるのである。
「風と共に去りぬ」の映画の中でスカーレットオハラが
悲しみにくれ泣きながら「また明日考えよう・・・」という場面がある。
これが私のそう思う原点なのである。
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