今日は久しぶりに一日予定のない日であった。
しかも主人もスキーに出かけて帰ってこないし・・・
今日は何をしようかと悩む日は一年の内、めったにない。
そうだ!午後から久しぶりに映画を見ようと思った。
「最後の忠臣蔵」という役所広司さん主演の邦画を見に行こうと
家をスキップしながら出たのであった。
私はこの俳優さんが好きなのである。
年齢も同じだし・・カッコイイし・・・
と、かなり私は実はミーハーなのである。
当然一人であるから夫婦50才割引きは該当しないし、レディースデイではないし、
結局通常どうりの¥1800円を支払った。高いなあ~。
映画館は土曜日だというのにとても空いていた。
あまり期待していなかったが
「最後の忠臣蔵」はなかなか良い映画であった。
吉良邸討ち入りを主軸にしているのではないところが面白い。
泣かせ所もあり俳優陣もそろっているし、この頃年のせいか
涙もろくなっている私はハンカチを出す始末であった。
と、映画の中ほどで一つ隣の席から携帯の着信音!
見ると私と同年代の中年女性。
あわてる風もなく鳴っているのに知らん顔をしている。
信じられない!以前はそのような人をみかけることもあったが
これほど携帯のマナーが浸透している時代に・・・・・
映画の初めにだって注意アナウンスが流れているではないか。
やがて映画も終盤にかかりクライマックス、役所広司さん、やっぱり素敵!
ハンカチで涙を押さえる、、、とその時
またもや隣の席の女性の携帯が鳴りだした。
それも延々と鳴っている。
本人は切る風もなく最後まで知らん顔をしていた。
まったく興ざめである。
涙が止まってしまった。
そして怒り心頭
どっかーーーん!
映画が終わるや否やその中年女性に向かって
私は周りの目も気にせず立ち上がって言った。
「あなた!非常識ですよ!携帯の電源を切りなさい!
あなたのおかげで映画は興ざめですよ!
なぜ携帯を鳴らすのですか!」
と、怒ってしまった・・・・
するとその女性はしばらくあっけにとられていたのか
黙っていたが「携帯の電源の切り方を知らないのです」と、ノタマッタ。
「携帯の電源の切り方を知らない奴は映画館へ来るな!
それより携帯なんか持つな!」
・・・と言いたい言葉をのどもとでぐっとこらえ
映画館を後にしたのであった。
1800円返せ~。
「まったく今どきの若いもんは!」という言葉は
2000年も昔から使われている言葉だそうである。
なぜなら数々の古代文明の遺跡から
そのような言葉の文献が出てくるそうである。
しかし「まったく今どきの中年女性は!」という言葉は
いま現代にできた言葉ではないだろうか?
わたしは同年代として全く恥ずかしい。
しかしもしかして私も知らず知らず人様から
まったく今どきの中年女性は!と、言われていたりして・・・
あぶないあぶない・・・
わたしもつい怒ってしまったが
もし怖そうなお兄さんだったら言えなかっただろうなあ・・・
帰りにあまりにムカムカして雑貨屋さんのウインドウをのぞいたら
素敵なマグカップが売っていた。
気に入ってしまい買ってしまった。
但し書きにバラの何とか~という名前がついていたけれど945円也。
色がバラ色で素敵だった。
このマニュキュアと同じ色。
おしゃれな色だと一人自己満足。
このカップ見るたび今日のこと思い出すのかな?
いえいえ、あんな非常識なおばさんになってはいけないと
再認識するだろう。
素敵な中高年女性になるということは難しいことです。
なれずにやがてお迎えが来てしまうでしょう・・・・
見ると注意したくなってしまうのですが、今は物騒な世の中、何を仕返しされるかわかりませんから
お小言を言うのは子供や同じ中年のおばさまだけにしておきます。
最近は若い人や中年のみならず、ニュースなどを見ていると、年寄りでも問題や事件を起こす人が増えています。
同じ年寄りとして、頭が痛いです。
Poran
この大人たちに育てられた子供たちはどのように育ったのでしょうか?
私も、映画は旦那さんと良く行きますが、たまにその様な人を見たりすると、がっかりします。
気持ちが映画よりその非常識な人に気がいって台無しになりますね!
電源の切り方や、マナーモードの仕方が分からない人はやり方をスタッフにしてもらう位の気を使って欲しいですね〜♪
大違いで感情移入できるし、一気に最後まで集中できるからやはり
お金を払っても映画館に足を
運ぶのですね~。だからこのようなことは許せません。今回は残念でしたがこれに懲りずまた行きまーす。