海馬さん、私を忘れないでください。
若かった頃の思い出を。
青春の蹉跌を、楽しかった時間を、恥ずかしかったことを、
後悔したことを、頑張った私を、悔しかったことを、悲しかったことを
泣いてしまったあの日を、大事な選択をしたときのことを、
何よりうれしかった時のことを・・・
海馬さん、たくさんの思い出が詰まった私を忘れないでください。
海馬さんは私の頭の中にいます。
私の一部でありながら違う人のような気もします。
あなたが私を忘れていくのはとてもこわいです。
もう7、8年も前、脳ドックを受けた時
医者から奥様の脳はなんて若々しい、
海馬は記憶をつかさどるところですが
若い人なみです。とかなんとかいわれてすっかり気を良くしたものだった。
その数年後の脳ドックの結果は「年相応ですね」といわれた。
数年経ただけで海馬さんは年をとってきたということなのだろう。
だんだんと私の記憶も忘れ去られていくということなのかしら。
もっとおばあさんになっても自分の生きてきた記憶はなくしたくないと思うのです。
海馬さん、大変でしょうが何とか頑張ってください。
私もがんばりますから・・・・
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