今日たまたまチャンネルを回したとき流れてきたNHKの「みんなの歌」の番組。
流れてきた映像とこの曲に私はくぎづけになってしまいました。
初めて聴くのになぜか懐かしいような、子供の頃どこかで聴いたような、
じっと耳を傾けると自分が遠い異国の国を旅をしているような、
心が不思議な世界へ飛んでいくような感覚。
映像から流れてくる影響もあるのでしょうが、久しぶりに脳内に
快感物質が染み渡るような感覚を感じました。
吟遊詩人さながらシルクロードの夢を語った子守唄です。
また映像の宇野亜喜良さんの人形アニメにも引き込まれました。
調べてみると「ヤドランカ」という日本で活躍しているシンガーソングライターです。
サラエボ出身の女性です。
また題名の「サズ」というのはイラン、トルコ、バルカン半島諸国の民族楽器で
ペルシャ語で「笹が奏でる風の音」という意味だそうです。
シルクロードのキャラバン(隊商)を通して東西文明を渡り
形を変えて旅をしてきた楽器です。
私が強く惹かれたのは自分がマンドリンという楽器を弾くからかもしれません。
マンドリンも遠くイタリアからやってきましたがこの民族楽器の流れを組んでいるのでしょう。
是非皆さんもユーチューブで映像と一緒に聴いていただきたいと思っています。
きっとシルクロードへ旅をするような不思議な感覚に誘ってくれると思っています。
トルコの民族楽器だそうですがお教室もあるそうです。
音階が半音の半音があるなんて私にはわかりませんが
だからこの曲の独特のイメージを感じることが
出来るのでしょう。
この撥弦楽器の遠い親戚のマンドリンを弾いているのだという
何とも言えない嬉しさみたいなものがあります。