我が家のある地域の小学校は現在児童数44人と大変少ない。
いまは学校選択制とやらで自由に学校を選べるので
少人数校をさけて隣町の小学校に通っている児童もいる。
よって年々児童数も減少し、いまや他校との統廃合の対象になってきてしまった。
このままではわが町の歴史ある小学校がなくなってしまうし、
それは地域の活性もなくなってしまう・・・
と言うことで、学校をなんとか守ろうと地域のボランティア活動が盛んになってきた。
通学パトロール、校庭周りの清掃、図書室の本の整理、また絵本の読み聞かせなど・・・
主人は校庭の清掃ボランティア、私は、絵本の読み聞かせのボランティアをすることになった。
読み聞かせは月2回ほど、朝の8時40分から15分間、児童たちの前で絵本を読む。
児童数が少ないので二学年一緒で低学年、中学年、高学年に分けて
私は今年一年間は低学年担当になった。
絵本だけではなくて紙芝居でもよい。
絵本などは自分が図書館などで担当学年向きのものを探してくる。
私は今回初めての経験なのでどんな絵本を選ぼうか
いまからわくわくドキドキである。
きっと家で何度も練習するようであろう。
今日は新年度初めての日であったのでボランティア全員が集まり、
音楽室で児童44人の前で自己紹介。
その後ベテランのボランティアの人たちによる
「おむすびころりん」の紙芝居があった。
子供たちは一心に聞いている。
その光景を後ろの席から見ていた私はなにか胸が
ジーンと熱くなってしまった。
今日は朝からすばらしいお天気で新緑の山々に囲まれた
田舎の小さな小学校の音楽室に
児童、先生、地域のお母さん、おばさん、おじさんたちが集まり
紙芝居をみんなで見ている。
「ああ、なんて平和な時間なのであろうか」
すっかり小学生とは縁が無くなって久しいが
また子供たちと触れ合えることができる縁に恵まれたことに
感謝しつつ、このボランティアを精一杯自分でも楽しみながら
頑張ろうと思ったのである。
dorinさんのマンドリンの弾き語りなども良いのではないでしょうか?
Poran
初めての経験でどんなことになるやら心配ですが
子供たちと触れ合えることを楽しみにしています。
いつか紙芝居の後ろでマンドリンが弾けたらいいなあ
と思っています。
お話しながら、dorinさんも癒されてるのでは?
そうだわ!マンドリンの演奏も素敵ですね〜♪
贅沢な読み聞かせの時間になりそう!
しながら癒されているのですね~。
子育て中は毎日忙しくて自分の時間が欲しくて
仕方がなかったのですがいまはこうやって
誰かのために時間を割いて何かをしてあげたい、
と変わってきました。
わたしも年齢を重ねて変わってきたのですね~。