物流拠点ターミナル
我が家の地域は多摩北西部に位置し、たくさんの自然に恵まれたところです。
家の前、裏には丘陵地帯の山々が連なり貴重な動植物もたくさん自生しています。
トウキョウサンショウウオ、ホトケどじょう、ホタル、ラン、オオタカetc・・・
そしてタヌキやサルやムササビ、イノシシ、春になればいっせいに山がパステルカラーに芽吹きます。
新緑の頃この山を歩くとじつに東京の中でもすばらしい自然が残っていることを感じます。
でもこの天合峰と言われるこの山は今まで公団の住宅開発の予定が、企業型リサーチパークの用地、そして
それが取りやめになり、今度は物流基地の拠点になるトラックターミナル計画になりました。
近くに中央道、圏央道へのインターも出来、それに接続する幹線道路も着々と準備が進んでいるのを感じます。
きっとそう遠くない日に完成するのでしょう。
この完成予定図をみて驚きました。山全体が広大なトラックターミナルとしての物流基地の開発、この天合峰を
横断する道路とトンネル。数々の建物、広い拠点となるコンクリートの広場。
環境に配慮とうたってありますがもうここまでの開発をしたら再びこの自然を戻すことは不可能でしょう。
私はとても悲しくなりました。
こんなすばらしい自然をもう次の子や孫の世代には残せないのだと。
私達は便利で快適な生活を享受しています。私もその一人です。
だから、そんな人間が自然保護だとか環境問題とかいう資格はないのかもしれません。
そしてこの開発に恩恵を受ける人もたくさんいるでしょうし、この工事が建設業や物流業に利益をもたらすこともわかります。
でも、このターミナルが出来たら昼夜問わずトラックの交通量も増え、真夜中も山全体が昼間のように明るくなることでしょう。
そこに生息している動物はどこに行くのだろうか、山野草はどうなってしまうのだろうか、
日本の経済発展のために日本中でこうやって開発してきたのでしょうね。
そして私達は便利で豊かな生活になった。
その現実が家のまん前の山でまもなく始まると言うことです。
春になれば山桜のピンクで染まり、新緑の濃い薄いの緑、真夏のきらきら光る葉のうねり、秋の紅葉、そして
木枯らしに舞い散る落ち葉、真冬の聳え立つ木そして雪化粧。
自然ははすばらしい感動を与えてくれます。
本当にそれが壊れていくのを見るのは残念です。
私の小さな力ではどうにもならない事を痛切に感じました。
この写真は自宅の庭から向かいの山をお寺の屋根越しに見ました。
春の芽吹きと山桜の開花で山が薄いピンクになっている。
一年に数日しかない山の景色です。
この山が天合峰です。
家の前、裏には丘陵地帯の山々が連なり貴重な動植物もたくさん自生しています。
トウキョウサンショウウオ、ホトケどじょう、ホタル、ラン、オオタカetc・・・
そしてタヌキやサルやムササビ、イノシシ、春になればいっせいに山がパステルカラーに芽吹きます。
新緑の頃この山を歩くとじつに東京の中でもすばらしい自然が残っていることを感じます。
でもこの天合峰と言われるこの山は今まで公団の住宅開発の予定が、企業型リサーチパークの用地、そして
それが取りやめになり、今度は物流基地の拠点になるトラックターミナル計画になりました。
近くに中央道、圏央道へのインターも出来、それに接続する幹線道路も着々と準備が進んでいるのを感じます。
きっとそう遠くない日に完成するのでしょう。
この完成予定図をみて驚きました。山全体が広大なトラックターミナルとしての物流基地の開発、この天合峰を
横断する道路とトンネル。数々の建物、広い拠点となるコンクリートの広場。
環境に配慮とうたってありますがもうここまでの開発をしたら再びこの自然を戻すことは不可能でしょう。
私はとても悲しくなりました。
こんなすばらしい自然をもう次の子や孫の世代には残せないのだと。
私達は便利で快適な生活を享受しています。私もその一人です。
だから、そんな人間が自然保護だとか環境問題とかいう資格はないのかもしれません。
そしてこの開発に恩恵を受ける人もたくさんいるでしょうし、この工事が建設業や物流業に利益をもたらすこともわかります。
でも、このターミナルが出来たら昼夜問わずトラックの交通量も増え、真夜中も山全体が昼間のように明るくなることでしょう。
そこに生息している動物はどこに行くのだろうか、山野草はどうなってしまうのだろうか、
日本の経済発展のために日本中でこうやって開発してきたのでしょうね。
そして私達は便利で豊かな生活になった。
その現実が家のまん前の山でまもなく始まると言うことです。
春になれば山桜のピンクで染まり、新緑の濃い薄いの緑、真夏のきらきら光る葉のうねり、秋の紅葉、そして
木枯らしに舞い散る落ち葉、真冬の聳え立つ木そして雪化粧。
自然ははすばらしい感動を与えてくれます。
本当にそれが壊れていくのを見るのは残念です。
私の小さな力ではどうにもならない事を痛切に感じました。
この写真は自宅の庭から向かいの山をお寺の屋根越しに見ました。
春の芽吹きと山桜の開花で山が薄いピンクになっている。
一年に数日しかない山の景色です。
この山が天合峰です。
コメント
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写真では天合峰の淡い桜色と緑色のガードレールの対比が印象的です.自然と人工との境界を象徴させたメッセージ性が感じられます.熊が人を襲ったり,各国の異常気象多発などは自然界からの痛烈な発信でしょう.人類こそが地球生物界の頂点との優越性に対する・・・