風邪で寝込んだ私に、「夕食は自分が作るから寝ていていいよ」という10年に1回あるかないかの
主人のやさしい言葉に甘えて、今日はどんな夕食が食べられるのだろうか?と期待していた。
この大事な時に自分が風邪をもらってきて伝染してしまったという負い目があるのだろう。
仕事から帰ってきて早速作ってくれたのはありがたいが、材料の買出しもしてこなかった。
冷蔵庫にはろくなものもないし、何を作るのかと思ったら、サツマイモの天ぷらを山のように揚げてくれた。
たったこれ1品が食卓の上にうずたかく積み上げられ、あとは??何があるの??
自分でも天ぷら揚げただけで疲れてしまったのだろう。もう椅子に座ってビールなんか飲んでいる。
仕方なく私はとりあえずありあわせのもので何品かおかずを作り、なんだかいつもと変わらない夕食風景だった。
主人は食べ終わったらさっさと夜のバトミントンの練習に出かけてしまった。
台所には散らかし放題の後始末が私を待っていた。
結局私がいつもどうり後片付けをしたけど、私は今日は病人で何もしなくて良いはずなのに、・・・
主婦って結局、寝込んでもこうやっていつもどおりに動いてしまうのだなあ。と・・
男の人は寝込んだら大騒ぎするけど、女の人はみんなエライよ!
マンドリンちゃんと弾けたのかな~