2014年7月27日日曜日

暑中お見舞い申し上げます


梅雨が明けていきなり猛暑がやってきました。
各地でゲリラ豪雨が多発しています。
自宅を網戸にして外出しようものなら大変です。
しかし我が家は老犬がいて窓を締め切るわけにはいかないので
いつも網戸にしています。
よって雷雨があるときはもうあきらめの心境です。
自宅に帰ると案の定、窓近くは水浸し・・・・
 
私が子供のころの夏はすだれ、うちわ、扇風機、
夜は近所のおじさんおばさんが外に出て夕涼み。
エアコンなんてなかったけれど夏は乗り切っていました。
今は熱中症で亡くなってしまう方がいるのですから
気象が変わってしまったんですね。
 
この写真は我が家で今年初めて咲いた蓮です。
早朝の清浄なひと時咲き始める蓮は「美しい」の一言です。
つぼみがたくさん出来てきましたのでこれから次々開花するでしょう。
蓮の美しさに癒される今日この頃です。
 
 
 
 

思いもかけず


このオールドマンドリンはビナッチャの1925年製です。
「しばらく弾いていていいですよ。」とある方が貸して下さいました。
その方は以前はマンドリン独奏を弾いていたそうですが今は全く弾いていないとのこと。
また大正時代のマンドリン独奏の楽譜などはもういらないのでと私に下さいました。
思いもかけずオールドマンドリンを弾く機会に恵まれてビックリです。

私がレッスンを受けているマンドリン研究所の生徒さんたちは
ほとんどオールドマンドリンを持っています。
私は手に入れる機会がなかったというかその気持ちが積極的でなかったというか
金額面でひるんでいたというか・・・

ということで実際に絃を替えて弾いてみての感想ですが、
まず小ぶり、軽い、音は枯れた音で深みがあります。
女性が弾くにはとても弾きやすいです。
独奏で弾くにはぴったりです。

突然貸して下さった時「少し弾いたらすぐお返しします」と云ったのですが
しばらくご好意に甘えてみたいと思っています。

2014年7月18日金曜日

プールのあとに


今年初めてのプールです。
プールを空気入れでふくらましたのは娘と孫。
ふくらますのは大変でそばで手伝わずに見ていたじいさんに向かって
「見てないでやってよ!」ときつーい一言。
4歳の女の子が発した言葉でした。
一体どこで覚えたのでしょうね~。

ところで一年ぶりにプールに水を張るのだから
当然まずは内側は水で洗い流してから・・・
というのが普通だと思うのですが、
水を溜めはじめてから洗っていないのに気が付いて・・・
プールを洗ってから水を張ろうよと言ったら
じいさんが「平気だ!ちっとやそっとよごれていたって」というので
結局そのまま水を張って孫たちは遊び始めました。
大はしゃぎで楽しかったようです。

翌日娘から来たメールは「朝起きたら〇〇ちゃんの目が真っ赤、きっと結膜炎になったと思う。」
あ~、やっぱりプールをちゃんと洗ってから水を張ればよかったんだと後悔しきり。
何事もじいさんを基準にしてはいけないのだとつくづく反省したのであった。

2014年7月15日火曜日

お犬様のお病気 

今日我が家の老犬の血糖値検査に動物病院へ行ってきました。
この頃血糖値も安定していてまたまた院長先生から
「良くインシュリン注射打てていますよ」とお褒めの言葉を頂いた。

ところが糖尿病によくある症状で傷が治りにくいため
また眼球が傷つき化膿してきた。
目がほとんど見えないのでよくぶつかったりして
傷がすぐできてしまうのである。
そのためまた目薬を出しましょうと言われた。
そこで私は「私が眼科でもらったヒアレインがあるのですがそれ使っていいですか?」
と聞いたら、「いいですよ」との答え。
どうやら人間と同じ目薬でいいらしい。
そういえば私は時々間違って犬の目薬を自分にさしていた。
だからどっちにさしても問題なしなのだろう。

待合室には「緑内障の検査を受けましょう」というポスターが貼ってあった。
人間ではなく愛犬に・・・ということだ。
いよいよ犬や猫の医療もここまできたか・・・としばし考えてしまった。
人間も犬もこれでは変わらないではないか、
もしかしたら人間様より十分な医療の恩恵を受けている犬もたくさんいるだろうな。
愛犬が緑内障だったら人間と同じように眼圧を下げる薬を使うにちがいない。
もし飼い主も緑内障だったら? 
私のように間違って犬の薬を自分に
使ってしまう飼い主もいるだろう。

昔の犬は寿命は7~8年生きればいいほうだった。
獣医さんへ連れて行くこともなくたいていそのくらいで死んでしまった。
それを思うと今の犬や猫は幸せなのだろうか?
あまり長く生かされてもどうなんだろうか?
人間だって長く生きればいいってものでもないし・・・

おかげさまで老犬の通院によって今どきの犬猫の医療が
とんでもなく進んでいると教えられた。
でも私は年間何十万頭も殺処分される犬や猫たちを思ってしまって
それは何とかならないのだろうかと悲しい気持ちになるのである。

2014年7月14日月曜日

盆の入り

昨日は盆の入りで我が家は7月のお盆ですので
夕方お迎え火を焚きました。
ご仏壇をお掃除して扉を外し篠をとってきて飾ります。
そして仏壇の前に小さな机を出して(キティちゃんの机なのがちょっと雰囲気に
そぐわないのですが)ゴザを敷きます。
畑からとってきたきゅうりとナスで馬を作り、そうめん、果物、ほおづき、お花を飾り
大きなガラスの食器に水を張りサトイモの葉を浮かべます。
我が家の裏にあるお墓は主人がお掃除しました。
そうしてお迎え火を焚く時はご仏壇にお灯明をあげてお線香をつけます。
これで準備万端。
 
母から昔言われたことは「お迎え火は早めに焚きなさい、送り火は遅めに焚きなさい」でした。
ご先祖様が家に帰ってくる日は、早く来てもらえるよう、
帰る日はゆっくり帰ってもらうよう・・
そうやってご先祖様を大切にしなさいと言うことなのですね。
 
そうして16日は送り火の日、お寺さんではお施餓鬼法要が執り行われます。
終わった頃頼んでおいたお塔婆を受け取り、お供物のおまんじゅうを頂きます。
以前住職さんにお辞儀をしたら脇に抱えていたお塔婆が見事に住職さんの
頭に当たってしまい大変申し訳ないことをしてしまいました。
以後お辞儀の際はその時のことを思い出し気をつけています。
自宅に戻りお墓にあたらしいお塔婆をたてます。
夕方暗くなる頃に送り火を焚いてご先祖様を送ります。
 
今年は孫がお迎え火を焚くのを一緒に手伝ってくれました。
ご先祖様きっと喜んでくれていることでしょう。
日が暮れる前、ひぐらしが鳴きはじめました。
ひぐらしが鳴きはじめればもうすぐ梅雨明け、
暑い夏がやってきます。
 
 
 

2014年7月12日土曜日

サクランボ


 
サクランボの到来物がありました。
一粒一粒が大きな「佐藤錦」です。
なかなか自分で買って・・・とまではいきません。
 
ガサツな我が家ですのでイチゴなどは
パックのままサッと洗って水を切って
そのままお皿にも盛らず
あっという間に食べて終わり・・・・
空のパックの中にはヘタのみが残り・・・
 
いつものお行儀の悪さを反省して今回はちょっと違いました。
こんな高級なサクランボはお上品にお皿にのせて
有り難く押し頂こうかと思いました。
そこでCharanさんより譲っていただいたお皿が出番です。
 
梅雨間の日差しの強い昼下がり
サクランボの赤とお皿の青、素敵なコントラストです。
しばしの至福の休憩です。


2014年7月5日土曜日

古代蓮


埼玉県行田市にある「古代蓮の里」でいま蓮の花が盛りとのことで
早起きをして行ってきました。
蓮の花は午前中には閉じてしまうそうです。
あいにくの雨でしたが雨に煙る蓮もなかなか風情があり
葉に溜まる雨がときどき大きな音を立てて落ちるさまにもビックリしました。
土曜日とあって蓮の花の中にたくさんの傘が咲いていました。
 
 
 

 
この行田蓮(古代蓮)は原始的な形態を持つ1400年から3000年前の蓮で
公共施設建設工事の際に偶然出土した種子が
自然発芽し甦り池に開花しているのが発見されました。
地中深く眠っていた多くの蓮の実が出土し
自然発芽して一斉に開花したことはきわめて珍しいそうです。
行田市の天然記念物に指定されています。
 
 
 
そんないわれを聞くだけでロマンを感じてしまいます。
古人(いにしえびと)たちもこの蓮を見て何を思ったのでしょうか。
百年にも満たない人生を生きる私たちにとって
数千年を経て甦った蓮の花をみて感動すら覚えます。
 
 
 
 
花が散った後花托が残ります。
この中に蓮の実が入っています。
まるで鉢の様に見えます。
 
 
死後、浄土で同じ蓮華の上に生まれようという、日本の仏教上の思想で
「一蓮托生」という言葉があります。
この花は仏教やお釈迦様と結びついていますが
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という言葉がありますが
本当に清浄な聖性の象徴のような花でした。
 
梅雨のひと時、私の日常の雑事から解放してくれた古代蓮の群生でした。 




 

2014年7月3日木曜日

脳ドック

脳ドックは今まで6回ほど受けたことがあります。
診断結果の際、夫婦そろって医師から説明を受けたのですが
先生は「奥様の脳はなんて若々しい!そして海馬も若い人並みの大きさです」
などと隣りにいる主人ではなく私の脳ばっかり褒められた記憶があります。
それに気を良くした私はそれ以来脳ドックはすっかりご無沙汰してしまい
かれこれ6年も経ってしまいました。

しかしこのところ人の名前が出てこない、忘れ物が多い、やりっぱなしで違うことを
はじめる、あれそれの言葉が多い・・・などと自分に自信が無くなってきました。
そこで実に6年ぶりに主人と脳ドックを受けてきました。
もしかしたら相当ショックなことを言われるのではないかと内心びくびくでした。

結果は可もなく不可もなくということで6年前に頂いたお褒めの言葉は
当然なく、まあ年相応ということなのでしょうね。
先生から診断の映像をパソコン上で見せてもらいながら説明を受けましたが
自分の頭の中を見透かされているようで(当たり前ですが)
自分の脳ってこんな風なんだと面白いような気持ち悪いような・・・

あとは体組成の結果が印刷されたものを帰りに渡されたが
それを見てビックリ仰天。
なんと私の体内年齢は34歳、これは筋肉量が多く基礎代謝率が高くなるほど
体内年齢は若くなるらしい。
脚部筋肉量点数は100点。これは脚の筋肉量の割合が理想とされる値と比較して
点数にしたものでつまづきや転倒と関係があるとのこと・・・・

絶対にこれは何かの間違いだと思っている。
どう考えても日頃の体力の無さは自覚しているのだから。
しかし久しぶりに頭の中を覗いてもらってこれでしばらくは安心。
時々体の点検をしてメンテナンスをしながらだましだまし生きて行こうと思っています。