我が家の改築に伴い、物の処分をずいぶんしてきた。
だけど、どうしても出来ないものもある。
一度ごみ袋に入れても、しばらくして「やっぱり捨てるのはやめよう」と戻したりする。
このお弁当箱は娘たちが中学生から社会人まで使っていたお弁当箱である。
水筒は小学生の頃遠足用に買ってあげたものだった。
思い出がありすぎて捨てるに捨てられなかった。
でもやはり捨てるしかないと先日不燃物回収日にごみとして出してしまった。
しかしそのごみ袋の中から結局ピンクの水筒2本だけ思い出として残すことにした。
出した後、回収車にすっかり持って行ってもらって何も残っていないのを見たとき
大きな後悔が押し寄せてきた。
でももうどうしようもない。せめてこの写真が残っているのだから。
いつまでも思い出のものに執着してしているのは私だけであろうか。
若いころはどんどんものを捨てても平気だったのに
この頃は人様から見たらどうでもいいものがどうしても捨てられない。
きっとこの水筒だって娘たちに「いつまでこんなものとっておくの、はやく捨てたら」
と言われるのがおちだろう。
いいのだ、人様にこの気持ちわかってもらえなくったって
「捨てられないものは捨てられないのだ!」
私も一緒ですから^^
実は、長男が生まれた時のおくるみをずっと、とっていたのですが此処最近の度重なる引っ越しでどうやら引っ越し業者さんに間違って持っていかれた様で(処分するものとして)は〜〜です。孫が出来た時に使って貰いたかったのに〜(あんまりかしら?)(笑)
もいまだにとってあります。けれどしみだらけでとても孫には着せることは
出来ませんでした。それに「これ着せて」と言ったって娘には拒否されるに決まっています。結局単なる自分だけのノスタルジーなのですね~。(笑)