2009年8月5日水曜日

梅仕事 パートⅤ


いよいよ梅干が完成しました。
今年は天気が今一つはっきりせず、やきもきしました。
本当なら梅雨明けと同時に3日間、毎日干して最後に夜干しをするのですが今年は切れ切れに天気の合間を縫って
梅を出したり引っ込めたりと気がきではありませんでした。
結局3日目の日照時間も足りず、もうこれでいいやと樽にしまいこんだとたん、陽が差してきて
あわててまた並べて干したらまた数時間後には曇ってしまい・・・まったく変なお天気です。
結局、いつ雨が降るかわからないので、夜干しはできないまま、もう今年の梅仕事は終了することにしました。
こんなこといつまでしていたら9月になってしまう、と思ったからです。

我が家の梅の木になっている梅ですから、お店で売っている梅のようにホシもあばたもない無傷の梅と違って
どうしても見栄えは悪いです。売っている梅は消毒してあるからきれいなんです。
でも近頃よく、皆が「昔の梅干はスーパーでは売っていない。なんだか味が付いていていやだ。昔の味の
梅干が食べたい」と言います。
そこで、私はにんまり・・・
「そーです!私はその昔の味そのままの無添加の梅干を作っています。」
私は人に自慢できるものはありませんが、「昔の味の梅干を毎年作っている」ただこれだけが
胸を張って言えることなのです。
とにかく、今年も完成しました。やっと一つ大きな仕事が終わりました。

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