2016年8月19日金曜日

乱視老眼ド近眼

私は中学生の頃から近眼になりメガネをかけるようになった。
メガネをかけると良く見えたけれどますます自分がブスになった気がして
黒板を見るとき以外はかけなかった。
当時は「年頃の女性がメガネをかけていたら結婚に行き遅れる」などと
全く持って馬鹿げた話を親は私の前で話すので
純真無垢だった私はそれを信じていたのだった。
ところが高校生になる時にコンタクトレンズという素晴らしいものがあると知り
親にねだって買ってもらったのであった。
これで結婚に行き遅れることはなくなったと安堵したものだった。

それからはや45年以上の歳月が流れた。
純真無垢だった私はもはや純真無垢ではなくなってしまった。
今では遠近両用のコンタクトと遠近両用のメガネ、
手元用のメガネ、コンタクトをつけている時の手元用のメガネ、
仕事でパソコンを打つ時のメガネ・・・・
と一体いくつあるのであろうか。
この頃ますます老眼が進んでコンタクトもメガネも度数が合わなくなってきた。
合わない目でデスクワークなんかしているのだから
肩や首、目の疲れに悩まされるのは当たり前である。
仕方ないのでいよいよ買い替えることにしたのだが・・・

はっきり言ってコンタクトは高い!メガネも高い!
それもコンタクトの遠近両用は両目で5万円ほどである。
度数が合わなくなれば変えなければならないし失くしたりもする。
それなりの保障システムにも入るけれど結局は高額な医療機器だと思う。
メガネだって単純な近眼ではないのだからレンズは高くて結構な金額になってしまう。
先月エアコンだの洗濯機だの大物家電を買ってしまったから
またまた痛い出費であった。

45年間目が悪かったことを今さらながら考えてみると
一体いくつコンタクトを作ってきたんだろうか。
メガネを何本取り替えたのであろうか。
どれほど眼科に通ったのであろうか。
やがて白内障日帰り手術なんていうのも経験するであろう。
私の目は大金のかかった目だったんだなあ。
大金かけてきた目で何を見てきたんだか・・・・
一つ言えることはメガネ業界に多大なる貢献をしたことは確かである。

そんなどうでもよいこと考えながら今日眼鏡店とアイ〇〇〇に行ってきたのであった。

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