東京でも4日に雪が降りました。
朝、窓を開けたら自宅の前の向かいの山とお寺に朝日が当たり
荘厳な景色にしばし見とれてしまいました。
4日は初午でお稲荷さんに赤い旗と五色の旗を立て
お赤飯、油揚げをお供えしました。
隣組5軒でお稲荷さんを祀っているのです。
5色の旗は前日作って篠に括り付けます。
そしてその初午の夜は
「お日待ち」、つまりその年の当番の家に
集まりお食事をする行事があり
今年は我が家がその当番の年でした。
5年に一回まわってきます。
今までの「お日待ち帳」といってノートがあるのですが
一番古いノートは昭和32年から始まっていました。
今は亡き隣組のおじいちゃんたちがそれぞれ当番の年に記録したのですが
もう50年以上続いているのですね。
しかし今はどの家も子供たちはみな独立して外へ出て行ってしまい
夫婦だけの暮らしの家ばかりです。
我が家もそうです。
いずれこの集まりも自然消滅するのでしょうね。
なんだかさみしい気がします。
ずっとお稲荷さんを祀ってきたおかげでどの家も
なんとかそこそこ平和に暮らしてきたように思います。
信じる者は救われる・・・ではないですがそう思いつづけているのも
いいのではないでしょうか。
現代においてまだ「お日待ち」などという集まりがあるのは
ここが東京と言えどもまだまだ田舎だからなのでしょうね。
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