2013年9月28日土曜日

車検

私が12年間も乗っていたおんぼろの軽自動車は半年前に娘に譲った。
今年10月で車検が来るので車検に出すように娘に言うと
「どこに出してよいのかわからない」という。
そこで主人の知り合いの自動車屋さんに安くやってくれるようにお願いしたので、
我が家に車を持ってくるように伝えた。

娘は自動車に孫を乗せてせっせとやってきた。
「じゃあ、あとはお願い」と車を置き、電車で帰って行ったのだった。
しかし軽自動車税納付証明書を捨ててしまったという。
それがないと車検は受けられないのに・・・・
どうも車を所有するということが身に染みていないようだ。
そこで自分で市役所へ行って再交付してもらい我が家に郵送するように
してもらった。

数日後納税証明書も届き、自動車屋さんが我が家に車を取りにやってきた。
「よろしくお願いいたします」とキーを渡し、車は走り去った。
これであとは戻ってくるのを待つだけ・・・

ところが自動車屋さんから連絡があった。
整備後、車検場に持っていく前に車検証を見たら
なんと車検の期日は来年の10月であった。とのこと・・・・

そして今日、娘の軽自動車は戻ってきたのであった。
整備してもらったからその費用は当然支払わなければならないけれど、
それにしてもいったい誰が車検の年度を間違えたのか・・・

犯人はつまり私でありました。
よく確認すればわかることなのに、
去年車検したこともすっかり忘れてしまい・・・
主人に「まったくバカだ」とキツイ一言をいただき、
娘には「しっかりしてよ」とあきれられ、
大騒ぎの末、車検は来年に持ち越ししたのであります。




2013年9月17日火曜日

台風一過



昨夜の台風は数十年に一度の・・・と気象情報でも伝えられ
甚大な被害をもたらしました。
被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

昨日は所属しているマンドリンクラブの年に一度の
定期演奏会でした。
一年間この日のために部員は練習してきましたが
こんな偶然ってあるのでしょうか。
まさか台風が直撃とは・・・・

お客様は来られないだろうからそれはあきらめがつくとして
何より朝の猛烈な嵐の中での部員の会場の集合でした。

電車も止まり遅れる人、風にあおられ楽器もろとも
転んでポールに脇腹を打撲した人、
それをみて心臓の具合が悪くなる人、
みなびっしょりで傘は壊れるし、お化粧も髪のセットも無残な状態、
私も駅まで送ってもらったのですが車から降りた途端
地下駐車場へのスロープを楽器もろとも地階まで
強風にあおられ運ばれてしまいました。
本当に恐ろしかったです。

それでもなんとか全員そろってリハーサルも終了。
ところが外を見ると何と台風は過ぎ去り
青空まで・・・

今年は2000名のホールにきっと身内だけの寂しい演奏会だろうと
みな思っていました。
ところが直前に天気が回復したせいでしょうか
900名近いお客様が来場してくださいました。

ただただありがたく感謝感謝です。
無事に演奏会も終了して反省点は山ほどありますが
演奏会が開催できただけでも良しとして。
まさか来年はこんなことはないでしょう。
いつかこれも笑い話で懐かしい思い出になるでしょう。






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2013年9月12日木曜日

夏の終わり



朝夕はすっかり涼しくなり夏はもう終わったと思いきや
今日は30度を超す暑さだった。
夏の疲れと朝晩の気温の差で体調を崩す人が多い。
かくいう私も週末から熱を出して
丸々2日も寝込んでしまった。

熱は下がったものの咳や鼻水がとまらず
敬老の日に迫ったマンドリンクラブの定期演奏会までには
何とかしなければならない。
舞台の上で咳き込んだり鼻水を垂らしたりでは様にならないからだ。
ちょっとした疲れや気の緩みからこうなってしまうのだろうか。
年齢的なものもあるのかな、とすっかり気弱になってしまった。

しかし今日は体も軽くなったので野良着に着かえて
軽トラックを運転して栗ひろいに行ってきた。
真夏の様な日差しの中、汗だくになって栗を拾った。
体を使った汗は気持ちが良い。

空を見上げたら赤とんぼが飛んでいた。
季節はもう確かに秋になっているのだ。

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2013年9月11日水曜日

結婚式

私は昔から結婚式というとなにかアクシデントが起きると思っている。

今から30数年も昔の自分の結婚式の時は
式の数日前に美容院へ行く途中、顔を蜂に刺されて
結婚式の当日は顔半分が腫れていた。
生まれて初めて蜂に刺された時がなんだって自分の結婚式の前なのかと
腹が立ってしかたなかった。
おかげで文金高島田も似合わなかった。

その数年後、私のただ一人の妹の結婚式に私は出席することができなかった。
当日朝、ぐるぐるするめまいに襲われ起き上がることも出来なくなってしまった。
前日までに出席のための準備もすべて万端整えてあったのに・・・・
このまま死んでしまうのかと思うほどのめまいで
まだ生まれて数週間の次女や2歳になったばかりの長女を残して
私は死にたくないと思ったものだった。
しかし昼ごろになった途端、嘘のように症状は治まってしまった。
その時になって妹の結婚式に出られなかった悔しさがこみ上げてきたのであった。

その時から25年後、今度は次女の結婚式の数日前から
主人から重い風邪をうつされてしまった。
医者にも行ったが日に日に症状は重くなり高熱のため寝床から起き上がることもできずにいた。
自分の娘の結婚式に出席できない悔しさに私は布団の中で泣いていた。
しかし当日昼まで起き上がれなかった自分が
なんとか布団から這いだし身支度を整え夕方4時の結婚式に
ぎりぎり出席することができたのであった。
その時の私の顔は鬼気迫るものがあったと思う。
結婚式中、どうか倒れませんようにと祈るような気持だった。
無事に結婚式は終わったが今思いだしてもヒヤヒヤの結婚式だった。

そしてその4年後、甥っ子の結婚式に今度は遅刻してしまった。
当然時間の余裕を持って家を出たのに事故渋滞に巻き込まれてしまった。
親族からはどうしたのかとメールが鳴り、私たちもどうしようもできない悔しさで
イライラは最高潮に達していた。
やっと教会に飛び込んだ時は親族紹介が終わる寸前であった。
あわてて大汗をぬぐいながら最後に親族紹介の中に入れていただいたのであった。
みっともないやら恥ずかしいやら、式が終わるまで落ち着かなかった。
結婚式は早めに到着してご祝儀を渡しその場のおめでたい雰囲気を感じ
親族やあちらの親族ともご挨拶をしてついでにお嫁さんの支度を覗いたりして・・・・
なんて佳き日と、しみじみとお隣同士で会話して、カクテルなんぞ頂いて・・・
さあ親族紹介が始まりますのでこちらへ~と余裕を持って行くのが本当なのだ。
この結婚式の新郎は私の妹の長男である。
30年前に妹の結婚式に私は出席できなかったがその妹の息子の結婚式に
間にあったとはいえ「ああ、今度は遅刻かー」と悔しさより可笑しさがこみ上げてしまった。

ということで私はどういうわけか結婚式にはかならずアクシデントが付きまとう。
いづれまた招待されるであろう結婚式はこんなことの絶対に無いようにと
神様か仏様かにお願いするしかないのである。

2013年9月7日土曜日

おねしょ



糖尿病を患っている我が家の愛犬ですが
このごろ血糖値も安定しないことがありインシュリンの単位を
変更したりと飼い主は疲れてしまいます。
調子が悪いのか元気もなく昼は静かに横になっています。
よくぞ今年の猛暑を乗り切ったと思います。
それにこの頃は激やせして毛並みはパサパサで少なくなり
あの若い頃の絹のような真っ白い光沢のある美しい毛並みがウソのようです。

この愛犬ですが私が布団に入るとどこからともなくやってきて私の足元や枕の近くで
一緒に寝るのですが・・・
この頃朝起きると布団がところどころ濡れるようになりました。
そうです、毎晩この犬がおねしょをしてしまうのです。
犬のおなかの辺りも濡れています。
よって毎朝私はシーツ、カバーを剥いで洗濯します。
布団は洗えないのでベッドパッドを敷きますが
染み込んでしまうこともあります。

生まれてから13年一緒に寝る習慣をつけてしまった私が悪いのですが
今さら別に寝ようとしてもそれは無理なのです。
仔犬のおねしょではなく老犬のおねしょなんて・・・・

ボケが始まっているのかそれとも糖尿病のせいなのか・・・
よぼよぼした老犬をもう叱っても仕方ないしそう長くはないだろうと
私は勝手に判断しているのでこのまま我慢しています。

犬を見て人間も老齢になるということはこういうことなんだと
教えてもらっています。
とにかく寿命をまっとうするまで私は一生懸命看てやりたいと思っています。

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2013年9月5日木曜日

OG

母校のマンドリンクラブが今年第50回目の定期演奏会を迎えます。
そこで記念演奏会ということでOGたちの有志が実行委員会を作り
現役生と一緒の合同演奏会を企画して動いてくださいました。

当時クラブに技術顧問として指導して下さったK先生の指揮のもと
合同ステージが計画されています。
現役生は10名にも満たなくなってしまったクラブですが
全国に散らばったOG達に声掛けをしてなんと42名ものOG達から
参加の連絡があったそうです。

私も参加させていただくことになりましたが本当に感無量です。
昨日楽譜とデモのCDが送られてきました。
曲目も学生時代に演奏した曲ばかりで懐かしさでいっぱいです。
先日メンテナンスも終わったマンドラパートで参加することになりました。

部員数の減少で今にもクラブが消滅してしまうのではないかと心配でなりませんが
この演奏会を機会にまた部員が増加してクラブが存続してくれることを願うばかりです。

卒業以来数十年、まさかこのような機会が訪れるとは・・・
自分のマンドリンの原点にまた会えたことに感謝いたします。