先日ちょっと早いですがお雛様を飾りました。
これは娘たちのお雛様です。
今は娘たちはこの家にはいませんが
毎年出して飾ってあげています。
お雛様は出すのもしまうのも結構面倒くさいし
子供たちも大きくなってしまうともうしまいっぱなしという家も多いと思います。
また家が手狭になって処分してしまったという家もあるかもしれません。
私のお雛様は実家の母がいまだに出して飾ってくれています。
それは半世紀以上の年月を積み重ねたお雛様ですので
衣装も色褪せ髪も毛羽立ちとちょっとみすぼらしいと言えばそうなのですが
それを今でも飾ってくれる母がいること、そのお雛様がまだあることを
有り難く思い感謝の気持ちが絶えません。
自分が若い頃は飾ってくれた母に対して
「えー、まだこのお雛様あったの?
わざわざ飾らなくったっていいのに~もう子供じゃないんだから」と
チラッと一瞥しただけでこんなことを言ったことが今は恥ずかしく思います。
お雛様は親の願い、祖父母の願いが詰まったものです。
それをしみじみ感じるのはずっと年を取ってからでしょう。
でもそんなことはどうでもよいので
毎年お雛様を飾れることに感謝しこれからも飾っていこうと思います。
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