2011年4月13日水曜日

無常

毎日震災や原発の暗いニュースに心が痛み
また被災地のペットたちの悲惨な状況もわかるにつれて
ここひと月落ち込んで何もしたくありませんでした。
朝、目が覚めると被災地の方々のこと、
原発は落ち着いてきたのか・・・などとそんなことばかり考えてしまいます。
今日災害動物愛護協会にも少しばかり義援金を振り込みました。

「無常」という言葉がありますが人の世は常に同じではない、
変化していくのだと言うことを今になって身に染みて感じています。
安全も自由も便利も平和も未来永劫続くことはないのですね。
いつ自分が被災者になるかわからないのだと考えるようになりました。
しかし逆に考えれば悪いことばかりが未来永劫続くわけではないのです。
だから今はここは日本人の踏ん張りどころなのでしょう。
きっと日本はこの危機を乗り越えられると信じたいです。

今日ツバメが我が家の近くを飛んでいるのを目撃しました。
知らない間にもうそんな季節になったのですね。
去年我が家を飛び立つとき淋しい気持ちを感じながら
無事に南の国へ帰り来年きっとまた日本に帰ってきてね、と見送りました。
ちゃんとツバメは帰ってきたのです。
今は我が家は増築中でツバメの巣はなくなってしまいました。
もう我が家には巣を作ってくれないでしょうが、
この場所に戻ってきてくれたことが今の暗い状況に希望の光が
ほんの少し見えてきたように感じた一日でした。

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