終わりよければすべて良し
今日告別式に列席した。
18年前から仲間としてバトミントンをしてきたのに今日の告別式で彼のことがわかったことが
たくさんあった。
彼は大手の通信企業の技術屋さんで60歳を過ぎてから会社を興した社長さんだったのだ。
今の通信事業にたくさん貢献した人だったのだ。
バトミントンの仲間としてはそんなことはついぞ見せず同じ趣味を共有した仲間として楽しんだ人だった。
彼は前日までいつもと変わらぬ生活を送り、遊びに来た孫達と夕食をとり、就寝したそうだ。
朝になったら冷たくなっているのを奥さんが見つけた。
心筋梗塞で一瞬のうちに亡くなってしまったのである。
今日息子さんが最後に「親父はいつも俺はぽっくり逝くんだといっていました。そして
本当にぽっくりと亡くなってしまいました。」・・・と挨拶した。
私はバトミントンシャトルの頭のところにサインペンで
「いつも怒ってばかりでごめんね!」と書いてこのシャトルを棺に入れました。
こんな人生の終わり方ってうらやましい。
あまりに潔よしすぎるけど。
「終わりよければすべて良し」こんな言葉があるけれど
こんなふうに人生がよい終わり方なら彼の人生はすべて良かったのである。
この言葉は彼にぴったりなのだ。
いつか雲の上で彼に会ったなら「あの時はカッコイイ終わり方したねぇ」と
私は言うつもりなのである。
合掌
コメント
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バトミントンとご自信の魅力で
皆さんをとりこにするなんて
かっこいい方ですね。
偶然父が月曜日に
心臓の機能不全で入院し
他人事とは思えませんでした。
一期一会
この一瞬が次もあるとは
かぎらないと感じた、出来事でした。
今を大切に、一瞬一瞬を精一杯生きなくてはいけないと思います。
人の死はそういった大切なことを気づかせてくれます。
また、ご家族の病気に直面した時、家族が健康でいてくれることの
ありがたさも身にしみます。
お父様の一日も早いご回復をお祈りいたします。
ありがとうございます。