この観葉植物が我が家にやってきたのはもう20年前です。
以前の勤務先の社員食堂に背の高い観葉植物の鉢がありました。
お掃除のおばさんが根元に生えたほんの20センチの新芽を折って捨てていました。
それを拾ったというかもらってきたのです。
20年間たまに水を上げるだけでよくぞ我が家の過酷な環境を生き抜いて
ここまで大きくなりました。
いままで小さな鉢に窮屈そうに黙って耐えていましたが
先日鉢の下の穴からまるで髭のように根っこが出て来ていました。
まるで「窮屈だから何とかしてください」と訴えているように感じたのです。
そこで20年目にして見事な鉢に植え替えてあげようと
一念発起しました。
さっそくホームセンターへ行き陶器の四角の白い鉢と受皿を買ってきました。
新しい観葉植物用の土に入れ替え葉っぱのほこりを落としましたら・・・
そうしたら見違えるようにつやつやしだして
今は堂々と居間に鎮座しています。
なんだか「ありがとう」と言っているみたいです。
植物だって生きているんですよね。
可愛がってあげないと・・・と20年たってからしみじみ思ったのでした。
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