2013年4月20日土曜日

注射のタイミング

毎日犬に注射するインシュリンであるが
かなり飼い主も犬もストレスである。
飼い主は暴れていやがる犬を押さえつけて痛い注射を打ち
そのあと犬は猛烈に怒って唸っている。
「ごめんね、我慢して・・・」となだめる。
これがエンドレス・・・
私は泣きたくなる。

その上、糖尿病用餌や缶詰、おやつ、注射器、インシュリン、血液検査で
毎月大きな出費となる。
夫婦で協力し合って注射を打っていたのだが
押さえるのは主人、注射打つのは私と分業である。
ところが犬も気配を察してサアーといなくなる。
それを捕まえて注射するのであるから
当然注射針は曲がったりうまくインシュリンが入らなかったり・・・

そこで私たちはイライラして
注射の打ち方が下手だの、しっかり押さえつけていないなどと
朝から喧嘩になる。
せっかくインシュリン注射を打つということで
少しは協力し合えると思っていたのだが却って喧嘩のもとになってしまった。

私はどうすればいいかを考えた。
注射から逃れるわけにはいかない。
だったらどのようなときが犬はもっとも苦痛が少ないか・・・
じつはあったのです。
糖尿病の犬は食事もコントロールされているから食事前は猛烈な腹ペコ。
餌はまさに貪り食うという状態だ。
この時をねらって注射を打てばいいのだ。

結果は大成功!
食べるのに夢中で注射をお尻に打たれているのが
ほとんど気がつかない。
私は注射を打つストレスから少しは解放されるであろう。

昨日動物病院の先生から
「血糖値よくコントロールされていますよ。飼い主さんの注射が
上手くいってますね」と
お褒めの言葉を頂いた。

人様からふだんはお褒めの言葉などついぞ頂くことはないが
犬のインシュリン注射を褒めていただくとは・・・
嬉しいのか嬉しくないのか複雑な気持ちというのは
こういうことだと思ったのであった。




2013年4月15日月曜日

子供のうなじ



先日孫たちが泊りに来ました。
お天気もよく庭の睡蓮鉢のなかのメダカを捕まえようと
大はしゃぎでした。


私は子供の可愛らしさを一番感じるところはうなじです。
ほそくて白くて柔らかな髪の毛が掛かっているさまは
可愛らしいの一言に尽きます。
つい触ってみてしまいます。


その可愛らしいうなじが何十年もたつと
ジイサンのようなうなじに変貌を遂げるのかと思うと
ちょっと悲しいです。


いつまでも可愛らしいうなじのままでいてほしい・・・
と思っています。


Posted by Picasa

2013年4月7日日曜日

注射はいやだ

毎朝7時に犬に打つインシュリン注射。
ずいぶん慣れてきたけれど先日は打ち終わったあと
自分の指に針を刺してしまった。
痛かった・・・・
使用済みの注射器を誤って自分に注射したら・・・
人間専用のだったら病気の感染の疑いがありヤバイのでは?
と思ったが犬専用の場合ってどうなんだろう?

しかし刺してしまったのはもうどうにもならない。
それとこの痛みを通して毎朝注射を打たれる愛犬の気持ちを思った。
時々打った瞬間暴れるから注射針が曲がってしまう。
獣医さんは絶対に針は折れない仕組みになっているから大丈夫だと言っている。

もう注射を打つことに疲れ始めている自分に気がついた。
朝、目が覚めた瞬間、また犬に注射打つのか、いやだなとおもう。
治る病気ならもう少しの我慢と頑張れるけれど生きている限り
ずっと打つなんて・・・・
何しろかわいそうだ。

注射打たれるのは誰だっていやだけれど
注射打つのもいやなものだとしみじみ感じているのである。