2012年2月19日日曜日

昔の言葉

この頃ばかに昔のことが懐かしい・・・
自分が育った町、卒業した小学校、子供の頃の思い出の一コマ・・・
ということは年を取った証拠なのである。
若い者に昔の話を延々とし続けた後
「ああ・・また話してしまった」と後悔する。
そのうち後悔も何もしなくなったらお迎えも近いだろう。

今は死語になってしまったとおもうけれどこの言葉たちは
とても懐かしい。
匙(スプーン)、帳面(ノート)、天花粉(シッカロール)、チリ紙(ティッシュペーパー)
合羽(レインコート)、編み上げ靴(ブーツ)、長靴(レインシューズ)、
湯上げタオル(バスタオル)、パーマ屋さん(ヘアーサロン)・・・・・
数え出したらきりがなくなってきた。
みんな気が付いたらカタカナになってしまっていた。
時代が変わるということはこういうことなのかとなんだかさみしく思うのは
私だけであろうか?
おばあちゃんだって「大きいママ」と呼ばせている人を知っている。
でもせめておばあちゃんだけは「ばあちゃん」「婆さん」「ばあば」「おばば」・・
いつの時代も変わらないでほしい。
なぜかこの「ばあ」という言葉はあったかくて優しい気がするからなのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿