2012年1月31日火曜日

今年の寒さ


今年の寒さは一体どうしたことでしょうか。
とにかく寒くて体にこたえます。
薪ストーブにして本当に良かった。
と、いうことで娘、孫、犬はこの状態です。
特等席を取られてしまいました・・・・

私が寝ている部屋は北側の一番寒い部屋です。
よって今年は夜中に寒くて目が覚める程です。
「私は外で寝ているのだろうか」と思うこともあります。
頭の毛の薄い主人などはなおさらでしょう。
朝、窓を開けようと思っても凍りついて開きません。
これでは火事になったら窓の氷が解けるまで逃げられません。
これからもっと年を取ってきて体力がなくなったら
朝、凍死していた・・・なんて冗談ですが。
と、いうことで私たちはしばらく薪ストーブの前で夜は
眠ることにしました。

今はまるで天国です。なんという暖かさでしょう。
ただし夜中数回は起きて薪をくべないといけないのですが
それは主人にやってもらって私は朝まで爆睡です。
「あ~極楽極楽」。

2012年1月30日月曜日

外は雪


先日の朝起きて雨戸を開けたら一面のすばらしい銀世界でした。
前夜から雪が降り積もっていましたがこんなに積もるとは・・・
家の窓から見えるお寺の屋根がとてもきれいでした。

本当なら転倒の危険、交通の混乱、雪かき、凍結と
雪が降るのはあまり生活するうえではありがたくないのでしょうが
私は子供のころから雪が降るとどういうわけかワクワクしてしまいます。
ゆきやこんこ、などと鼻歌を歌ってしまう自分がいたりします。
それに夜に深々と降り積もる様は神秘的でさえあります。
長靴をはいてシーンと静まり返った庭でしばらく空を見上げていると
とても気持ちが澄み切っていくような気がします。
たまには煩悩の多い心の中を雪で清めてもらいたいものです。

2012年1月23日月曜日

3つの椅子


先日衣料雑貨店のお店の前にこの子供用の椅子が並んでいました。
座るとプーと音がします。
2歳になったばかりの孫に買ってあげようと思いました。
599円という信じられない安い値段でしたが座る部分はミッキーや
ミニーちゃんの絵が書いてあります。
女の子なのでピンクの椅子に決めてレジに並びました。

ところが、急に先月生まれたばかりのもう一人の孫のことを思い出し
やっぱりもう一つ・・・と男の子なのでブルーの椅子を追加しました。
そして帰り際、そうだ6月にもう一人孫が生まれるのだと気が付き
その孫はまだ男か女かわからないので黄色の椅子をまた買いました。

そして3つも椅子を買ってしまった婆バカな自分におかしさがこみ上げてきました。
この椅子に3人の孫たちが座る様子を想像してみました。
まだ数年も先のことですがきっとあっという間の数年でしょう。
どうやら迷犬レオも椅子が欲しそうです。

2012年1月20日金曜日

雪女



昨日朝一番でいつもの地元の小学校へ行き読み聞かせボランティアをしてきました。
昨年12月の最後の読み聞かせの時、児童たちに
来年の一回目はこわーい話をします、と約束していました。
今回は季節にも因んで「雪女」です。
この話は以前から私が読みたかったのですが
真夏の暑い時期に読んでも今一つ実感がわかないから
冬になったら読もうとずっと思っていたのです。

いつも落ち着かないちょっと困った君が今日に限ってじっと読み聞かせを
聞いていました。
なんだ、本当は落ち着いて聞けるんだと思ったのですが
実はこのようなこわーい話は興味があるのですね。
どの子も今迄で一番良く聞いてくれました。
私も今回のために家で話し方を練習して
こわーいところはその雰囲気を出すようにしたのです。

村の若者与一が山道で吹雪に遭い白い着物の女が現れます。
他の者は女の息を吹きかけられて凍え死んでしまいますが
与一だけはまだお前は若いからと命を取られませんでした。
しかしその時女は今夜のことは決して口外しないようにと云い
もし口外したら命はないと言って消えてしまうのです。

数年後ある吹雪の晩、与一の家に美しい「ゆき」と云う娘が道に迷ったから
一晩泊めてくれと訪ねてきます。
やがて与一のお嫁さんになり子供にも恵まれます。
与一は昔、山であった出来事を思い出しました。
自分に息を吹きかけて殺そうとした白い着物の女が「ゆき」に
似ていたからです。
与一は約束を破って山の出来事をゆきに話し始めました。

するといきなりゆきは「約束を破りましたね。しゃべったら殺すと言ったのに」と云って
雪女に変わります。
しかし「子供がいなかったらあなたの命はありませんでした。」と云い
吹雪の中を煙のように消えてなくなってしまいました。

私のように長く生きている人間はこの話の矛盾点を色々
感じてしまう。
「雪女が子供なんか生むのかしら?」
「真夏の暑い盛りにしゃべったら雪女は現れるのか?」
「しゃべったくらいで命をとるなんておおげさな・・・」
などとまったく夢もロマンもない。
やはり子供たちのように純粋に怖がり想像をふくらませるから
昔話はいいのだろう。

小学校をあとにして急いで勤め先へ向かった。
やがて午後からちらほらと初雪が降り始め寒い一日となった。
偶然にも雪の降る日に「雪女」を読むなんて
なんという偶然だろうと思い
今日のお話が子供たちの心に残ってくれたらいいなあ・・と
感じたのであった。

2012年1月14日土曜日

今どきの若い夫婦って


今の若い夫婦は子育ても協力し合って見ていてうらやましいです。
おしめを替えたりミルクをあげたり夫も良く協力します。
私の子育てはお姑さんが手伝ってくれたのでとても有り難かったですが
主人がおしめを替えたりミルクをあげたり泣いているのをあやしたり・・・・
と、全く記憶にありません。
今は夫婦で協力して子育てするのが当たり前なのですね。
いいなあ、私も今の時代で子育てしたかった・・・

2012年1月6日金曜日

今日のお弁当


今日は仕事始めから3日目。
会社は只今繁忙期の真っ最中で正月気分はあっという間に
消し飛び初日から忙しさに追われまくっている。
ということでせめてもの楽しみは昼食である。
外食やコンビニ弁当は食べる気がせず
結局ありあわせのおかずの残りで作ったお弁当。

今日のメニューは中国産のウナギのきれっぱしと
昨夜の残りをただ詰めただけのものであるが
イチゴがあったのでなんとなく女の子らしいお弁当になった。
これに粉末のポタージュスープを加えて栄養のバランスは
なんとか取れていると思う。

もう定年まであと残り何年となってしまった。
そうなるとお弁当の楽しみもそうそう長くはないのだと気が付いた。
出来る限りお弁当を作ってささやかな幸せを感じていきたいと思っている。

2012年1月3日火曜日

明けましておめでとうございます


平成24年が穏やかに明けました。
思えば昨年の日本の大災害で自分の生活の価値観が
根底から覆される出来事でした。
しかし先の見えない不安の中でも小さな命が誕生し
ほのかに明るい希望の光も見えたようでした。
この子供たちがこれからの日本の未来をしっかり担ってくれることを
期待してやみません。

昨年12月に長女一家、次女夫婦と我が家に集まり
にぎやかにすき焼きを始めたところで2歳の孫が突然食卓上で嘔吐。
大騒ぎですき焼きどころではなくなってしまった。
そしてその夜中に次女が産気付き早朝入院。
本来なら孫の誕生を楽しみに待機するはずの予定であったのに
主人以外は全員胃腸症状でダウン。
何故かというと孫がどうやら今流行の胃腸に来るウイルスを
まき散らしたのであった。
見事に皆にうつしてくれて私も2日間寝込んでしまった。

やっと回復して落ち着いた頃に次女が産院から退院。
生まれたての赤ん坊が我が家にやってきてこれまた大騒ぎ。
その上主人が今年も餅つきをやると言い出し20名近く仲間が集まり
無事餅つきは終了した。
次女の婿さん、長女一家も泊まることになり毎日が怒涛の如く日が暮れていき
気が付いたら今日は3日。
明日から仕事ではないか!と思ったらすっかり気持ちが落ち込んでしまった。

やれやれマンドリンを目一杯弾き、映画館にでも行って
お正月は優雅に・・・なんて大きな勘違いをしていた。
当分このようなお正月が続くであろう。
いつか優雅なお正月を楽しむ頃にはもう体の方がきかなくなって
介護ベッドの上で優雅なお正月・・・
あ~、そんなこと考えたらやっぱり現状の方がいいわ、と
一人大きなため息をついたのであった。