お彼岸の休日は朝から冷たい雨、
お墓参りも出来ず親戚も今日は来ないと連絡が入った。
何もすることがなくどうしようかと考えたが今上映中の「シン・ゴジラ」を
観に行くことにした。
客席は満席、迫力満点の特殊撮影技術、中盤にさしかかったところで
突然スクリーンが真っ暗に・・・・
映画は中断してしまった。
機械の故障らしくお詫びの説明がありしばらくしてから続きを上映し始めたがまた中断、
それを合計3回も繰り返しすっかり気分がそがれてしまった。
係員の説明ではこれからも最後まで上映は致しますが
返金は出来ないので映画券をお配りします。とのことだった。
どうも腑に落ちない。だってこのまま帰ったら「シン・ゴジラ」は最後はどうなったのか
分からず仕舞い。
でもこんな切れ切れではもう見る気もしない。
もらった映画券でもう一回日を改めて来るほどの余裕はない。
また来たとしたって初めから見るわけだから新鮮味はなくなっている。
お客様から怒られ続けた係員は舞台の袖のところでひたすら謝るばかり。
まあ仕方ないか、今日はついていないということでさっさと帰宅した。
それにしてもあの若い係員のお兄さん、ちょっとかわいそうな気がした。
彼のせいではないのだろうけど・・・
自分も仕事でクレームの電話を毎日受けてお客様に謝っているから
彼の気持ちがよーくわかる。
「ナンデコンナ二ジブンガオコラレナケレバナラナインダロウ」
でもそれが仕事なんだよね。お給料の内ってこと。
それにしてもゴジラはどうなったのだろうか・・・
2016年9月23日金曜日
2016年9月6日火曜日
加齢臭
巷では「加齢臭」という言葉が知れ渡って久しい。
世の中高年男性はギクッとしたのではないだろうか。
なぜならこの言葉が流行る前から奥様や娘さんから
お父さんのふとんや枕は臭いとか、洗濯物は一緒には洗わないでとか
いろいろ言われて腹の立つことも多かったに違いない。
そういう私だって中学高校の頃からだんだんお父さん嫌いが始まり
事あるごとにお父さんは臭いとか言って反発したものだった。
今思えばなんてひどいことを云ったのかと反省しているが
謝りたいときには親はもうこの世にいないのである。
でも以前、女性は父親のにおいに似ている男性を
伴侶に選ぶという嘘のような本当のような記事を読んだことがあった。
これはビックリであった。
ということは自分の父親と夫の加齢臭は似ているのか・・・・
ちょっと気分が悪くなりそうな・・・
いやいやそんなはずはないとおもうが比べたい父親はもういないのである。
父親の愛情を今になって思い出してちょっと涙が出そうになる時がある。
それは中学3年生の受験の頃、冬の深夜に
受験勉強は適当に、そしてラジオのオールナイトニッポンなんか聴いて
さあ寝床に入って寝ようとしたがふとんは冷たくあまりの寒さに寝付けない。
布団の中で小さくなっていたら
父親が寒いなら自分の布団で寝ればいいと変わってくれたのであった。
たぶんお父さんの布団はくさいから嫌だとか憎まれ口をきいたと思うが
父親の布団と交代したのであった。
それは暖かくまさに愛情と加齢臭の満ち満ちたお布団であった。
ところが昨日洗濯物を干していて洗ったはずの主人の衣類が
なんとなくにおうような・・・。
主人に「洗ったのにおいが落ちていないってことは加齢臭が強いってことかしら」
などと云ってしまったのだが
実は手違いでまだ洗っていないウエアーを干していたのであった。
だから加齢臭などと嫌そうに言葉を発してはいるが
私にとっては昔々のこの思い出と妙に重なり合ってしまって
ちょっと心の中が痛くなるのである。
世の中高年男性はギクッとしたのではないだろうか。
なぜならこの言葉が流行る前から奥様や娘さんから
お父さんのふとんや枕は臭いとか、洗濯物は一緒には洗わないでとか
いろいろ言われて腹の立つことも多かったに違いない。
そういう私だって中学高校の頃からだんだんお父さん嫌いが始まり
事あるごとにお父さんは臭いとか言って反発したものだった。
今思えばなんてひどいことを云ったのかと反省しているが
謝りたいときには親はもうこの世にいないのである。
でも以前、女性は父親のにおいに似ている男性を
伴侶に選ぶという嘘のような本当のような記事を読んだことがあった。
これはビックリであった。
ということは自分の父親と夫の加齢臭は似ているのか・・・・
ちょっと気分が悪くなりそうな・・・
いやいやそんなはずはないとおもうが比べたい父親はもういないのである。
父親の愛情を今になって思い出してちょっと涙が出そうになる時がある。
それは中学3年生の受験の頃、冬の深夜に
受験勉強は適当に、そしてラジオのオールナイトニッポンなんか聴いて
さあ寝床に入って寝ようとしたがふとんは冷たくあまりの寒さに寝付けない。
布団の中で小さくなっていたら
父親が寒いなら自分の布団で寝ればいいと変わってくれたのであった。
たぶんお父さんの布団はくさいから嫌だとか憎まれ口をきいたと思うが
父親の布団と交代したのであった。
それは暖かくまさに愛情と加齢臭の満ち満ちたお布団であった。
ところが昨日洗濯物を干していて洗ったはずの主人の衣類が
なんとなくにおうような・・・。
主人に「洗ったのにおいが落ちていないってことは加齢臭が強いってことかしら」
などと云ってしまったのだが
実は手違いでまだ洗っていないウエアーを干していたのであった。
だから加齢臭などと嫌そうに言葉を発してはいるが
私にとっては昔々のこの思い出と妙に重なり合ってしまって
ちょっと心の中が痛くなるのである。
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